アパレルのグラフィックデザイン

花柄やチェック柄、手書き等の図案を描いたり、色のシミュレーションをしています。
アパレルのデザイナーやブランドアドバイザーのイメージを描いて具体化して、
要望に近づけていきます。

普通のグラフィックデザイナーの様なゴリゴリの加工は少ないですが、
生地に乗った時のニュアンスや、海外に伝送するデータの容量をなるべく小さく抑える等のポイントがあります。

専門学校でPhotoshopやIllustratorをさわり程度勉強しましたが、結局は独学で、
相手の要望にどれだけ応えられるかは、「どれだけネットで調べるか」で左右されました。

使えそうな素材(モチーフやフォント)をネットで拾ったり作成したりストックしたり
どんな図案が欲しいのかを聞いて、早くて素敵にできる方法を数通りの中から選んで作成する。

学校で技術を学んでも、「相手の要望を捉える」為の努力がないと、この仕事は舞い込んできません。

なんとなくIllustratorを使える方は沢山いますが、図案を1から作れる人は意外と少ない様に感じます。

アパレルのグラフィックデザイナーをこれから目指している方は、下記1〜3の様な道筋立てが必要だと思います。

1、アパレル企業やOEM会社に入って、先にアパレルの専門知識を習得しながら、営業や生産業務などの合間にグラフィックの描き方をWEBで検索したりして学びながら実績を作る
2、デザイン事務所に入り、ファッション系のデザインを学びながら仕事をもらえる様アピールする
3、個人事業主として会社を作り、SNSや知人ツテでもらった仕事で実績を作る

私も1、の経緯でたまたまこのポジションの仕事を頂ける様になりました。
アパレルのデザイナーは絵型や仕様書でアイテムを作る知識から派生できると思いますが、
テキスタイルデザイナーは糸の捻(より)や生地組織などの設計がメインになるので、
目指す際は間違えない様にしてください。

やり甲斐を感じるのは、時間がかかっていた作業(例:連続した柄の繋げ方やライブペイントの拡張後にアンカーポイントを減らす方法など)を簡単に進められる方法が見つかった時や、
お客さんに、「良いね」「早いね」と言ってもらえた時に実感しています。
自分のやりたい事や私生活にも生かせるので、そこも良いところだと思っています。

絵を描く事と、描き方の発見を楽しめる方は、目指してみては如何でしょうか?