衣類の防虫対策には「しまい洗い」がおすすめ!そのポイントは?

2019~2020シーズンは近年稀にみる暖冬で、春がくるのも例年よりも早くなりそうですね。そろそろ冬物の衣類を片付けようとしている方もいるのではないでしょうか?

でも、そのままクローゼットやタンスに入れてしまって本当に大丈夫?

今回は大切な衣類の虫くいを防ぐために、衣替えをするときに行うとよい「しまい洗い」について、いくつかのポイントをご紹介します。

 

春は衣替えの季節

一年の中でクローゼットやタンスの衣替えを行うタイミングは何回あるでしょう?各家庭によっても回数は異なるかもしれませんが、「一番大変な衣替えの季節は?」と聞かれると多くの主婦は「春」と答えるはず。

それはなぜかというと、冬物のニット製品はきちんとお手入れをしてからしまわないと虫に食われてしまうからです。

おそらく多くの人が、冬になってお気に入りのウールやカシミヤのセーターを出すと虫に食われて穴が開いていた・・・という経験があるのではないでしょうか?

衣類害虫はウールやカシミヤ、シルクなどの高級な動物繊維が大好きです。高級なものだからこそ長く着たいのに、穴が開いてしまっては困りますね。

そこで、春になって冬物の衣類をしまうときは「しまい洗い」を行うのがオススメですよ。「しまい洗い」をすることで、虫くいの被害を最小限に抑えましょう。

 

「しまい洗い」ってなに?

「しまい洗い」とは、その名の通り長期間タンスやクローゼットのなかに収納する前(しまう前)に、衣類を洗うことです。

特にニット類は、一度着ただけでは洗濯をしない方もいるかもしれませんね。でも、そのニットをそのまま次のシーズンまで放置しておくと大変なことになってしまいます。

衣類には汗や皮脂、食べこぼしや調理の際にはねてついてしまった汚れなどが染みついているんです。衣類害虫はタンパク質をエサとするので、これらの汚れを見つけるとそこに集まってしまいます。

衣類害虫は基本的に先ほどご紹介した動物繊維(シルク・ウール・カシミヤ・モヘヤなど)と植物繊維(綿・麻など)をエサとします。

化学繊維(ポリエステル・ナイロン・アクリルなど)は食べないのですが、汗や食べこぼしなどがついていると一緒に食べてしまう性質があるのです。

ですから、衣替えを行う前は素材に限らずできるだけすべての衣類を洗ってから収納するようにしましょうね。

 

「しまい洗い」のポイントは?

「しまい洗い」をするときに気をつけるポイントをいくつかご紹介します。

 

①GWまでに完了させる

 「しまい洗い」はできるだけゴールデンウィークまでに完了させておきましょう。

なぜかというと、衣類害虫は冬の間は幼虫で、春にさなぎとなりゴールデンウィークを過ぎると成虫になってしまうからです。

成虫になると卵を産んでしまいます。衣類に卵がつくと、そこから幼虫が大量に発生してしまうのです。

そうなることを防ぐために、成虫になる前に洗濯することで衣類害虫を駆除してしまいましょう。

 

②食べこぼしのシミや汗がつく場所は念入りにお手入れする

衣類にシミがついている場所はもちろんですが、襟や袖、わきの下など汗がつきやすい場所はただ洗濯するだけではなく、もうひと手間かけてお手入れしましょう。

普段着なら酸素系漂白剤や部分洗い用の洗剤(襟・袖用など)を汚れがついている部分にあらかじめ塗ってから洗濯機で洗います。

ニット類などのおしゃれ着にも同じ方法が使えますが、おしゃれ着用洗剤の原液を汚れた部分に塗る方法のほうが型崩れや毛玉ができにくく安心です。

ニット類はタグ表記を確認し、その製品にあった洗い方(洗濯機OKか手洗いか)で洗いましょうね。タグに洗濯不可マークがついている場合や、「自分で洗うのはちょっと怖いな」という方はクリーニング店に持ち込んだほうが手っ取り早いですよ。

 

③しっかり乾かしはたいてから取り込む

家で洗濯した場合は、きちんと太陽の光で乾かしましょう。なるべく空気の乾いた日を狙って洗濯したいですね。

洗濯ものを取り込むときは、衣類についたゴミをきちんとはたき落とすようにします。ホコリやゴミも衣類害虫の好物なので、しっかりはたいて落とすようにしましょうね。

 

天気のいい日を狙って「しまい洗い」をしよう!

 今シーズンは暖冬なので衣類害虫が成虫になる時期が早まるかもしれません。もう着用しなくなった冬物は早めに「しまい洗い」しておくことをオススメします。

冬物の衣類を整理するときは、空気の乾いた天気のいい日を選んで「しまい洗い」しましょうね。