生地選びのポイント 〜インテリアの場合〜

家の中にある生地の数を数えると、思ったより多いことに気づきます。

カーテンやソファー、クッション、ベッドリネンにカーペット。

壁紙や照明器具のシェードも生地のひつです。部屋に合わせて素材を選ぶと、快適に暮らすことができます。

家族みんなが集まるリビング、子ども部屋、水まわり。インテリアにおける生地選びのポイントを見ていきます。

  

リビング ・ダイニング

 

 家族のだんらんの場であるリビングスペースは、ナチュラルで落ち着いた生地がおすすめ。

家族が最も長く過ごす場であるため、みんなが親しみやすく飽きのこない、長く愛用できるものが向いています。

 リビングには、フラットな平織り繊維のカーテンやロールスクリーンがなじみます。

日当たりが良い場合は、紫外線カット機能のあるカーテンがおすすめ。床や壁が日焼けするのを防ぎます。

プライバシーを守るには、外から室内が見えにくくなるミラーレースカーテンが向いています。

 ソファや椅子の生地は、食事中に汚してしまったり、毎日使う中で消耗したりするもの。

ウォッシャブル素材はもちろん、レザーなら手早く汚れが拭き取りできて、浸透を防げます。

 ダイニングのテーブルランナーやランチョンマット、コースターは比較的買い替えがしやすく、自由に選べるアイテム。

夏は麻や綿に加えて、手拭いも清涼感があっておすすめです。冬はレザーや民族調の生地で季節感を。

食事中にこぼした時が心配なら、撥水加工生地から選べば安心です。

和室 

 

和室は落ち着きやくつろぎを重視したい場所。

天然繊維やナチュラルな風合い、暖かみのある生地を選ぶと、癒される空間になります。

 客間や年配の方の部屋となる場合も多いため、自然素材がおすすめです。

和紙クロスや布クロスの壁にしたり、カーテンでなくプリーツスクリーンにしたりして、和の雰囲気を楽しめます。

プリーツスクリーンやシェードを和紙生地にすると、明るさを柔らかに調節できて、大人が安らげる優しい空間になります。

寝室 

 

 寝室は一日の疲れを癒し、リラックスするプライベート空間です。

ゆっくりと休めるよう、暖かみのある素材や、刺激の強すぎない生地選びをおすすめします。

 ボリュームのあるジャカードやベロア素材をカーテンや照明のシェードに取り入れると

大人っぽく高級感がある空間に仕上がります。

日光を感じて目覚めたい方は、光を通す天然素材のカーテンや、薄めのレース生地を。

明かりを抑えた空間で寝るのがお好みなら、遮光カーテンが効果的です。

ベッドリネンには、吸湿・速乾性のある麻や、肌触りなめらかなシルクを用いると、上質な眠りを得られます。

 

 

子ども部屋

 

 子ども部屋は、お子様の成長に合わせてファブリックを変えていくか

あらかじめ長く使えるファブリックを選んでおくのも理想的です。

 お子様が小さいうちは、何と言っても汚れが一番気になるもの。

カーテンやクッション、椅子の生地など、ウォッシャブル素材で、自宅でお手入れできるものがおすすめです。

お手入れ重視ならポリエステルなど化学繊維、身体に優しい天然繊維で選ぶならコットンが中心になります。

 ポリエステルなら洗濯にも強く長持ちの上、比較的お手頃なので買い換えにも安心です。

天然繊維なら、良いものを大切に扱うことを学ぶ点で、子ども部屋に取り入れるのも効果的です。

 

トイレ・洗面スペース

 

 トイレや洗面スペースで大切なのは清潔感です。そして水ハネが最も気になる場所でもあります。

壁紙には、水をはじく素材を中心に、明るく爽やかな生地を選びましょう。

 特にトイレにぴったりなのは、消臭・抗菌機能のある壁紙です。

表面加工により、水を通しにくく汚れが拭き取りやすい素材もあります。

最近ではDIYで貼り替えしたりと、気軽に試してみることができます。

 

 

インテリアにおける生地選びは、各部屋を使用する目的と、汚れやお手入れがポイントになります。

大人だけが使う場所、子どもやペットが使う場所では、生地の消耗具合が異なります。

水まわりも同様です。

家族の暮らし方や好みも加味して、各部屋にぴったりの生地選びを楽しんでください。