ニットのチクチクを嫌う、全てのみなさまへ  ~後半~

前回、ウールか、そうでないかに限らず、一般的に30ミクロン以上の太い繊維(上記参照)が
全体の5%以上使用されているものは、肌が違和感を感じやすいようです。

という記事を書きましたが

▶「ニットのチクチクを嫌う、全てのみなさまへ」(前編)

今回は、ウールの場合のチクチクの原因と対策を書いて行きたいと思います!!

ウールの繊維は16~50ミクロン程で、固くてゴワゴワしているものは言わずもがな
チクチク感じます。

高品質の「メリノウール」と表記のあるものは、繊維が繊細で柔らかいのが特徴的な
羊の中の「メリノ種」の毛を使用しているので、肌への刺激が少ないとされています。

そのメリノウールを100%使用した製品を「ピュアメリノウール」

メリノウールの中でも19.5ミクロン以下の高品質ウールを使用したものを
「メリノエキストラファイン」

17.5マイクロン以下の超高品質ウールを使用した製品を「メリノウルトラファイン」

と、品質基準で定められているので、もし肌への刺激の少ないウールを探している場合は
これらを基準に選ばれると良いかもしれません。

また、特殊なものでは「ラノリンアレルギー」も考えられます。

ラノリンとはもともとの原毛に付着している羊の脂肪質の分泌物なのですが
毛を柔らかくするのと共に撥水効果がある為、より保温性、防寒性を高めます。
その為寒い地方で生産される伝統的なウール100%のハンドニット(手編み)などは
原毛からラノリンを脱脂しないまま編み上げたり、適度にラノリンが残る様に
ハンドウォッシュで仕上げたりしているものもあります。

あまり聞いた事がない成分かもしれませんが、保湿効果に優れている為
スキンケアや化粧品の原料として使用されているものもあり、意外と私たちの
身近な製品に含まれている事があります。

パッチテスト(腕の柔らかい部分に少量薄く塗って皮膚反応を確かめるもの)を
行い、アレルギー反応が出るか確かめる事も出来ます。

ラノリンアレルギーの可能性である場合は、お洗濯を何度かする事でラノリンが
落ちてくるので複数回洗ってみて下さい(洗い方は下記参照)

▶「洗えるニット」はどう洗えばいい?洗濯表示で洗い方を見極めよう!

手洗いでお洗濯をした場合は、しっかりすすいで下さいね。
洗剤の洗い残しもお肌の刺激になる可能性がありますので、ご注意を!

肌へ刺激が感じる基準は人それぞれの為、特にセーターの様に肌に当たる面積が
多いうえに一日中着続けるアイテムは、チクチクを感じると大きなストレスと
なります。

試着して、刺激がないか実際に確認してから購入するのが一番です。

その後の私、、、

自宅でおしゃれ着用洗剤で押し洗いしてみたところ、、

チクチクしなくなりました!!
完全になめらかになったというわけではなく
腕の内側など、皮膚の薄い部分は少しだけ違和感を感じますが
前のようにチクチク痛痒い感じはしません。
これも何度か洗濯したら、柔らかくなりそうな予感。

これでストレスなく寒い季節を乗り切れます♪

もし、チクチクが気になるセーターなど、それが原因で着る出番が
減っているアイテムがご自宅にありましたら、是非一度お試し下さい。