ウールの服を縮ませずに自宅で洗濯する方法を5つのポイントでご紹介!

ウールは冬場の生活には欠かせない衣類素材の一つです。

保温性も抜群ですし吸湿性・保湿性にも長け、冬場の衣類としては申し分ない性能を持つ自然素材!

 

一つだけ、ウール素材の欠点を上げるとすれば、洗濯することが難しいということ。

でも、みなさん。着ている服をいつまでも洗わないのは少しばかり気持ち悪くはないでしょうか?

 

さて、今回の記事ではウールの服を縮ませずに洗濯する方法についてご紹介していきます!

 

1.ウールは普通に洗濯してしまうとなんで縮んでしまうの?

ウールを普通に洗濯してしまうと、なぜ縮んでしまうのか気になりませんか?

理由は様々ですが、その理由はウールという繊維の持つ独特の性質にあります。

 

まず、ウールは固まる性質があります。

それはまるでフェルトのようで、こすればこするほど小さく収縮し、密度が濃くなっていきます。

 

また、低温にも高温にも弱いという性質があります。

ウールは大体36度~39度くらいの温度があると一番良い状態を保つことができると言われていますが、実はこの温度、羊の平均体温と同じなのです。

 

この温度から急激に変化してしまうと、ウールの繊維が逆立ち、逆立った繊維同士が絡まり合うことで縮んでしまいます。

 

2.ウールを洗濯するポイント シミや汚れが目立つ場合は洗濯前の一手間を

洗濯する前にまず、ケチャップや醤油などによって目立ったシミや汚れができてしまっている場合は前もって処理をしておきます。

 

処理といっても非常に簡単なもので、桶の中に中性洗剤を入れて汚れてしまった部分のみをつけ置くだけです。

 

3.ウールを洗濯するポイント ウールは洗濯ネットに入れて洗う

前処理が終わったらウールの服を洗濯ネットに入れましょう。

普通の服の場合は洗濯ネットに入れずに洗うのが一般的ですが、前述の通り、ウールという素材はこすれると縮んでしまう性質があります。

 

洗濯ネットの中に裏返しにして畳んで入れておくことにより、洗濯中のこすれを最小限にすることができます。

 

4.ウールを洗濯するポイント③ 洗剤と水の温度に注意

ウールを選択する際は必ず中性洗剤を使うようにしましょう。

普通の酸素系洗剤やアルカリ性洗剤は使ってはいけません。

 

なぜなら、ウールの繊維が非常にごわごわとしてしまい、品質の悪化を招いてしまうためです。

洗剤がウールを作っている動物性たんぱく質を汚れとみなして分解されてしまいます。

 

また、前述の通り、冷たい水が苦手なので、温水で洗う必要があります。

大体30度~35度くらいのぬるま湯で洗ってあげましょう。

 

水温が高すぎてもウールが縮んでしまうので注意してください。

 

5.ウールを洗濯するポイント④他の洗濯物と一緒に洗わない。

ウール製品は他の洗濯物と一緒に洗わないのもポイントの一つです。

一緒に洗ってしまっても、ウール自体に問題はないのですが、使用する中性洗剤の洗浄力に問題があります。

 

中性洗剤は一般的に使用されるアルカリ性洗剤よりもはるかに洗浄力が落ちます。

もしも、ウールの服と一緒に他の繊維の服を洗ってしまっても汚れ落ちが悪くなってしまうでしょう。

 

ウールを洗う時はウールの手袋やマフラーなど、ウール素材で統一することが重要です。

 

6.ウールを洗濯するポイント⑤ 日陰で干すのが基本

洗濯し終わったウールの服を日向で干してはいけません。

日向で干すと乾きも早いし、生乾きの嫌な臭いもしなくなりますが、ウール繊維は水分が急速に水蒸気になると、変色してしまうことがあります。

 

ウールは風通しの 、もしくは部屋の中でサーキュレーターにあてて干すのが良いでしょう。

 

ウールのみならず、カシミヤなどを含む、天然繊維はハンガーや物干しざおで吊り干ししてしまうと伸びてしまうおそれもあります。

 

そのため、平らな場所を選んで平干しするのがいいでしょう。

床の上に普通に並べて置くか、床の汚れが気になる場合は不織布やビニールシートを敷くのがよいでしょう。

たまに表裏を入れ替えるようにしましょう。

 

7.まとめ

これらの方法を尽くしても様々な要因でウールが縮んでしまうこともあります。

洗濯している間に水の温度が下がったりしてしまうのはよくあること。

 

多少の縮みですと、スチームアイロンをかけることによって元に戻ります。

ただし、アイロンを直接あてるのは厳禁。

他の衣類やあて布をして急激にウール素材を熱さない事がポイントです。

 

これらの方法を試してみて、ウールを清潔に保ちましょう!