繊維って細かっ!

“商社”と耳にして一番最初に思い浮かべることってなんでしょう。

“海外の人とやりとり”  “色んな国へ買い付け” “世界を駆けまわっていて忙しそう”

といった感じかな。と思いますが、

海外の方と一緒にお仕事をしていると、必ずついてくるのが“貿易”になります。

今回は、この“貿易”についてほんの少しお話していけたらと思います。

 

海外から商品を輸入する場合、必ず税関に申告し関税を納めなければなりません。

その際に関税率を決めるために、商品がどのような物かという情報を提供しなければなりません。

衣類は細かな情報が必要になってきます。

 

布帛 (ふはく=織物)なのか、ニットなのか。ニットなら、編み方は?

男性物?女性物?子供用?  表地の混率は? 刺繍やプリントの大きさは?

ニットだけどこれは杢糸 (もくいと)?

中にダウン入っているけど、これは何の動物の羽?

といった感じで、細かな情報が税関に申告時に必要になってきます。

 

元々私は、GSIクレオスに入社する前は 中古車を輸出していました。

車の申告は、排気量、動力、車の種類(トラック、乗用車、バス、救急、車、コンクリートミキサー車など、、)など少しの情報で税関に申告できました。

輸入する物が違えばこんなにも違うのか、、、と戸惑いもありました。

 

また、場合によっては、服に使っている生地、資材(ファスナー、釦 (ボタン)、

引手 (ひきて=ファスナー部分のもつところ)、テープ、ゴム、

ネーム類 (洗濯ネーム、ブランドネーム、サイズネーム、アテンション下げ札など)など、、)を

1型毎に細かく割り振って、表にして、税関に提出が必要です。

 

当初、入ったばっかりの頃は、細かい、細かすぎる、これはO型の私にこなせるのか、、、

と頭を抱えた事もありました。 

今では、少しずつではありますが、丁寧に一つずつこなせてきているかな、と思います。

貿易は幅広くて、奥が深くまだまだ勉強が必要だなとしみじみ感じます。

 

すべて書類上で終わってしまうので、実際にどう動いているのか中々分かりにくいな、

大丈夫かな、と心配になったりもしますが、

でも、街を歩いていると自分が輸入した商品が、店頭で売っていたり、

着てくださっている人を見かけたりするとやっぱりうれしいものです。

 

就職活動中で、どんな仕事に就こうかな? 商社の貿易ってどんなのかな?

と悩んでいる学生さんや転職活動中の方の後押しに少しでもなれたらとてもうれしいです!