普段、私は社内でのデスクワークがほとんどですが 、
2019年の冬、、、営業担当者に同行し中国出張へ。
今回の出張は、私が初めてということもあり
《各公司 、工場担当者へのあいさつ、現地工場の視察、生産スケジュールの管理》を
目的として、青島 と 大連に訪問しました。
ここでですが、公司とは、、、と思われる方もいらっしゃると思います。
公司とは日本でいう会社にあたります。
お客様からどういった商品を作りたいのか、オーダーを頂き、私たちから
中国側の公司担当者に依頼する 流れです。
そこから 生地をはじめ一からの情報を集め
各工場の生産スケジュール等を管理してもらいます。
基本私たちは公司の担当者と連絡を取ることが多く
直接工場の担当者とコンタクトを取りません。
そのため、生産スケジュールの調整がなかなかうまくいかないこともたまに、、、
しかしそういった難点にも負けない公司担当者の幅広い
知識、人脈、信頼を武器に中国生産を主流としております。
■1日目:青島
公司2社 訪問、検品工場(※1) 訪問
空港まで迎えに来ていただけるという約束だったので待っていると
なんと公司担当者からサプライズで花束を頂きました!
初中国出張のお祝いとのこと、、、
とても緊張していたのですが、中国について数分で心癒されました。
そこから検品工場に訪問。
検品工場案内。
商談(生産スケジュール等の再確認等)
※1 検品工場:製品が出来上がってから、その商品に欠陥がないか確認する専門的な工場。
出荷前の最終チェックが入る重要なポイントです。
■2日目~5日目:大連
公司1社 、縫製工場(※2) 、検品工場訪問
なんと2日目にして他公司からも花束を!!!
男性からこの短期間で花束を2つ頂くのは初めての経験でした(笑)
■3日目
AM9:00発の新幹線に乗り、
片道3時間かけて朝陽方面の縫製工場へ。
北の方は雪が積もるほどの気温で極寒でした。
そして縫製工場に訪問。
※ 2 縫製工場:生地から製品に生産する工場。
資材(ボタン、洗濯ネーム、ブランドネーム等)も縫製工場で付けております。
帰路の新幹線の時間が早いため、
滞在時間は3時間ほど。(移動時間の方が長い…)
3日目は疲れていたのか、すぐに就寝しました。
■4日目
中国最後の夜。
担当の方々がディナーに連れていってくださり、
とても新鮮な海鮮鍋を頂きました。
(貝やあわびをしゃぶしゃぶしました、、、)
本当においしかったのですが、
それ以上にお酒の飲みすぎでお腹 が悲鳴をあげておりました。
頑張りました、私の肝臓。
この5日間、現地の方の盛大な歓迎がとても嬉しく
業務以外の時間も有意義なものとなりました。
その中でも普段メールでしかやり取りがなかった方とお会いすることによって
以前よりも意思疎通がスムーズになり
仕事の効率に繋がったこと、身をもって感じることができました。
こうした出張などで直接コミュニケーションをとることを
怠ることなく続けることによってより良い関係性を築いていけます。
この地道な努力が、
「両者にとっての利益につながる」
大きな一歩になっていくと考えております。