リネンはいつまで着ていいのか?

私たちが展開している天然素材を使用したアパレルブランド『マシュカシュ』は、

現在マシュカシュの直営店舗はございませんが、以前は阪神百貨店梅田本店からスタートし、

大阪府枚方市にある“くずはモール”に店舗がございました。

私は、店舗が“くずはモール”に移転してから2019年1月に閉店するまでの間、販売スタッフとして

マシュカシュに携わっておりました。

 

“くずはモール”のお客様の客層は40代から60代、中には70代の方もおられ年齢層は高め。

当初はナチュラル系のテイストの方は少数で、初めてご来店された多くのお客様に質問されたことが、

「リネン素材って冬も着るんですか?夏だけですよね?」でした。

 

マシュカシュはリネン、コットン中心の天然素材を使ったブランドの為、店頭には季節を問わず

リネン素材のアイテムが並んでおり、

「リネン=夏に着る素材」のイメージが強いけど、冬に着ても大丈夫なの?

という疑問をお持ちのお客様が多くいらっしゃいました。

『なぜ、リネンは夏のイメージが強いのか?』

リネンは、通気性、吸湿性に優れ水を吸う力は綿の約4倍、素早く乾きサラッとしていて風通しがよく涼しい。

私もマシュカシュで働くまではこのイメージで、冬にリネンは寒くない?でした。

しかし実は…

 

『リネンは冬に着ると暖かい』

リネン素材は夏だけではなく、冬にも着ることができオールシーズン活躍するのです。

リネン繊維の表面にある空洞がたくさんの空気を含み、冬場はその空気を溜め込み

さらに空気はリネンの空洞を移動し、発散もします。

いつでも新鮮で暖かい空気を含むことによって保温性をいかんなく発揮します。

涼しい素材なのに冬は暖かい、矛盾している様に思いますがその矛盾が成立してしまいます。

ポイントは汗(水分)です。

 

夏場は高い気温で体から蒸発した水分が増え、衣類、繊維に溜まります。

これが溜まったままだと不快感に繋がりますが、リネンの発散性の高さが溜まった水分を外に逃します。

その為、汗を多くかく夏場には快適です。

冬場は夏場に比べ汗をかく量は減ります。

減った分、リネン繊維の中に空気を含むことができ、これが断熱材のような役割を果たし保温効果に繋がります。

 

つまり、

リネンの持つさまざまな優れた特性が、その季節によって適切に活かされ、いつ着ても快適な素材ということです。

冬にはリネン素材×ウール素材の重ね着が暖かくおすすめです。

今まで夏にしかリネンを着てらっしゃらなかった方は、ぜひ冬にもリネンをお試しになってみてください。

マシュカシュオンラインショップ「jolie clothes