「レジ袋削減にご協力ください!プラスチック製買い物袋の有料化が2020年7月1日よりスタートします。」(経済産業省ホームページより)
https://www.meti.go.jp/policy/recycle/plasticbag/document/poster03.pdf
これを目にしてどう思いましたか?
最近、コンビニやスーパーマーケットなどいたるところでこのような張り紙を見つけるのではないでしょうか。
レジ袋はすべて有料化されることで安易にプラスチック袋を手にできなくなりますが
その一方で、無駄なレジ袋のゴミが増えず環境にいいことだ。
SDGs(持続可能な開発目標)の目標:14の海の豊かさを守る ことの達成に繋がる。
などに共感したりはしませんか?
しかし私は、安易にそれに代わるマイバッグを使うことが環境にいいと言えるのか疑問に思います。
なぜなら、1つのエコバッグを作るのにレジ袋12枚分のCO2が排出されるからです。
そうすると、1つのエコバッグを13回以上使えばエコになるでしょう。
そんなこと簡単だと思うでしょう。
しかし注意しなければならないことがあり、いくらこれからたくさん使うものだとはいえエコバッグを複数枚購入しては意味がなくなります。
少なくともスーパーなどでのお買い物13回分は1つのエコバッグを使い続けないといけません。
大切なのは、環境にやさしいものを使い生活することです。
一つのエコバッグをできるだけ長持ちさせて使い続けることでCO2の削減にまで手が届き、SDGsの気候変動への対策である地球温暖化対策に繋がっていきます。
これまでのことを理解し、レジ袋有料化の真意をつかむことが、私たちに求められていることなのではないでしょうか。