服が出来るまでの体験談②

私の仕事は、通販やTVショッピングの婦人服のパタンナーをしています。
前回試着での苦労話をしました。

今回は服が出来るまでの過程での大事なサンプル依頼についてお話をしたいと思います。

 

服が出来るまでの体験談①

 

前回もお話しましたが、服が出来るまでにまずどんな服がつくりたいか、お客様よりイラスト入りのデザイン画・イメージ写真・サンプル等が送られてきます。

今回はその中でも、服が出来上がるまでに重要な「サンプル依頼」について

お話したいと思います。

 

 

服が出来上がるまでに、サンプルを作成する作業があります。

サンプル依頼

お客様より作りたい商品のイメージのデザイン画(イラスト)や写真を元に

パターン(型紙)を作成していきます。

パターン(型紙)が出来上がったら、サンプルを作成する依頼をしていきます。

この作業の中で細かく指示書を作成していきます。

*生地
*芯地(衿などをしっかりさせる物)
*釦
*ファスナー
*紐
*ゴム
*ブランドネーム・洗濯ネーム位置指示
*糸の太さ(デニムなどで指示します)
*針の種類(カットソーや布帛で針の種類が違います)
*刺繍、レースの指示
*デニムの加工指示

 

 

縫製の細かい指示、上がってほしい寸法などを、細かく記入し指示書を

工場にサンプル依頼をしていきます。

 

 

上がってきたサンプルが指示と違っていたり、イメージ通りのシルエットが

出ていなかったり、寸法が小さく上がってきたりしたら、再度サンプルを

作りなおします。

サンプルを作る事でお客様の中でのイメージがわきやすくなります。

生地によっては、かたい生地や柔らかい生地もあり、上手くシルエットが

出ない時もあります。

何度もサンプルを作りなおしたりした事もあります。

途中でデザインが変更になってしまう事もよくあります。

流石にくじけそうになります。

同じ作業の繰り返しですが、お客様に納得して頂ける商品を提供できる事が、

仕事をしていてのやりがいになります。

サンプル作成依頼は、服が出来るまでのなくてはならない作業になります。

失敗談ですが、おはずかしい話 うっかりパターン(型紙)と上り寸法の記入を

間違えて指示していて、工場からの指摘された事もありました。

ほんと見直しは大事だと思いました。

 

 

次回は検品作業のお話をしたいと思います。