仕事の中で、ふと、一番購買意欲がある世代はどの世代だろうと思い、調べてみました。
色々調べていくと、世代ごとに「〇〇世代」と名前があることが分かりました。
アメリカの主要な世代分類として、
- The Silent Generation(沈黙の世代)1928年~1945年生まれ
- Baby Boomers(ベビーブーマー) 1946年~1964年生まれ
- Generation X(ジェネレーションX)1965年~1980年生まれ
- Millennials(ミレニアル世代), Generation Y(ジェネレーションY)1981年~1997年生まれ
- Generation Z(ジェネレーションZ、Z世代) 1998年~2016年生まれ
- Generation Alpha(アルファ世代) 2017年以降の生まれ
上記、6世代に分類されます。
世界的に見た時に⑤のGeneration Z(ジェネレーションZ、Z世代)が、世界消費量の40%近くを占めると予想されています。
※2020年以降、世界人口からすると30%近くのこの世代が20歳を迎えることにより消費に拍車がかかってきます。
この世代をターゲットとした「ものつくり」を行うことが効率的であり、且つ、商売として考えた時にメリットがあります。
Generation Z(ジェネレーションZ、Z世代)の主な特徴として、
「デジタルネイティブ/グローバルな視点で、ものを考えることができます」
幼いころからインターネットを使用し、世界中の情報を得ることができた、Z世代は、海外のコンテンツにも馴染んでおり、さまざまな物事をグローバル視点で捉えることができる傾向にあります。
また、互いを尊重し合いながら、違いを受け入れようとする考えも強い傾向にあります。
他の世代との決定的な違いは、物質主義でないことです。
所有している商品で自己主張を行い表現する「物質」主義ではなく
消費行動自体が自分を表現するものとしており、「影響力」を重視する独特の消費感覚を持っています。
インスタグラム、動画投稿を通して友達と話題を探し、購買するものを選ぶ傾向が強い世代です。
ジェンダーに対してのニュートラルな見方が強く、人種、LGBTなどの性の問題に関して議論が高まっているなかで成長してきていることもあり、人種や性別、性的指向などにおいて偏見が少なく平等な考えを持っています。
また、ジェネレーションZの特性から、商品やサービスが自分自身や友人、家族のための選択肢だと思えることで、購買や口コミにつなげていくことを得意としています。
スマートフォンでソーシャルメディアを使いこなし、友人や家族とのコミュニケーションを楽しむデジタルネイティブでありながらデータの共有には敏感です。
また、質素で堅実性が高い傾向になります。
そのため、ジェネレーションZの6割以上が購入場所を決定する要因として、割引やクーポン、ポイントなどをためて利用できるリワードプログラムを重視していると言われています。
そのため、このようなプログラムを導入することが売上アップにつながると思われます。
コロナウイルスが流行しているなかで、EC事業が活発化していることもプラス要因の1つです。
媒体を利用しての商品発信を利用することで、ジェネレーションZ世代をターゲットにした商売戦略を構築することが、売上を向上するカギに今後はつながっていくと思われます。