出社して1週間ほど経った頃、とある染色工場を見学しました。
その日は6月の中旬ぐらいでしたが、
工場の中はとても暑くこんなにも暑い中で作業しているのかと驚きました…。
染色は以下の流れで行われていました。
生地入荷→ビーカー染工程→準備工程→染色工程→
脱水工程→乾燥工程→検反工程→仕上工程→包装工程→出荷
各工程を少しピックアップして説明すると
ビーカー染色工程では、
同時に24色染色可能な遠赤外線ビーカー染色機を使って試染します。
お客さんに色を確認してもらうため、
実際の生地をハンカチの大きさで試染するビーカー染を行っています。
染色工程では、
染料室で染料を調合した後、染色現場への生地投入作業が行われます。
素材や製品に合わせて染色機で染色をします
仕上工程では、
乾燥して縮んだ生地を本来の長さに合わせて幅を出す、粗繰仕上げ作業を行います。
素材に応じて仕上機を変えます。
このように生地を染色するのには、数多くの工程が必要です。
実際に工場見学に行ってみて、目で見て現場を知ることができました。
染色だけでこんなにも工程があるので、製品ができるまでにはその他にも糸を編んだり、
生地を裁断したり、縫ったりと、本当に多くの人のおかげで完成するのだと感じました。
生産現場の方々には頭が上がらないですね!