2020.06.17
前回は、当社が歯ブラシを生産することとなった経緯についてご説明しました。
【関連記事】ライフスタイル部で歯ブラシ生産?!–歯ブラシ開発物語–①
今回は、その歯ブラシが出来るまでの流れについて簡単にご説明いたします。
工場見学に来た感覚で見て頂けたら幸いです。
◆左図は、歯ブラシ柄(取っ手)の部分になるプラスチックのペレットです。当社では、ポリプロピレンや飽和ポリエステル樹脂を使用します。
◆そして、右図は、歯ブラシの毛材になります。はじめは1.5m程の長いハンク状(筒状)のものを歯ブラシの長さにカットして使います。色・太さ・材質によってさまざまです。当社の製品では、610ナイロン(ロクトウナイロン)612ナイロン(ロクジュウニナイロン)といった歯ブラシのために開発されたナイロン毛を使用します。※ナイロンの詳細は下 記参照ください。
◆上の図は、ポリプロピレン樹脂で作った歯ブラシの柄になります。
当社では1度に16本の歯ブラシの柄が出来る金型を使用して成型を行います。
金型の精度1つで柄の見栄えが大きく変わります。大阪八尾市の歯ブラシ産地に
ある金型メーカー様を使用し、光沢感・清潔感を演出しております。
◆歯ブラシの格となる毛材の植毛工程。植毛方法は各社さまざま。当社の製品は、①で説明した長い毛材を25cmほどの長さに切断し、毛の中央から金属片を穴に向かって押し込むことで毛が植わります。半分に折り込まれ【く】の字になることで毛材が植わります。
この工程は各社の企業秘密も多く詳細はあまり載せられず、申し訳ございません。
◆毛材・柄に毛クズが付かぬよう、静電気除去のマシーンに通します。そのあとは外観に不良がないかを4・5名体制で確認します。少しでも不安があるものは一旦レーンから外し、欠品0を目指し進めております。
◆12本で1枚のシートになった台紙とPETのカバーを熱圧着させます。
PETカバーには1本1本、手作業で検品後の歯ブラシをセットしていきます。
◆ここでも最後の検品は欠かせません。MADE IN JAPANの歯ブラシは世界でも高品質と有名になっている理由はこういった細かなチェックから生まれているのかもしれません。
当社の製品12本入りのダース箱に出来た歯ブラシを詰め、それをいくつかまとめて大きな段ボールへ入れ各小売店・物流倉庫へ出荷されます。
普段皆様が無意識に使用している歯ブラシはこのような工程で作られております!
中々工場見学等も行く機会はないと思います!ぜひチェックしてみてください!
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