2020.08.04
下着を選ぶとき、アウターから見えても気にならない色、透けない色、合わせやすい色・・・多くの人が失敗しない無難な色を選びがちではないでしょうか。
下着が入っているクローゼットをのぞいてみると、その人の好みの色が一目でわかりますよね。
下着の企画をしていると、カラーについて知ることが多々あります。大きな流れで言うと色で時代背景がわかったりもしますが、もっと身近なことで言うと肌に一番近い部分にまとう下着こそが〝色の効果″がテキメンに現れるアイテムと考えられます。
似合う色のランジェリー=肌映え美人ランジェリーが見つかると、肌を美しく見せ、整った印象になりスタイルが良く見えるといった効果にも繋がるそうです。
似合う色を着るということは、まさに「着るスキンケア」ですね。
さらに見て感じる、肌で感じるといった色彩心理による効果も期待が持てるようです。
視覚効果で第一印象を左右し、見ることや身につけることで自分のモチベーションを上げたり下げたりする作用
興奮する、落ち着く、癒されるなど、色が体調に影響を与える作用
私に似合う色とは?
先ず、自分のパーソナルカラーを知ることが大切です。
「同じベースの色同士は最も美しく調和する」という色の定義から、黄みを多く含むイエローベース(イエべ)と、青みを多く含むブルーベース(ブルべ)に分類されます。
この方法で、肌・瞳・頬・唇などの生まれ持った色素を分析し導かれるベースカラーと同じベースの色相は、上手く調和してその人を最も美しく魅力的に見せる効果を発揮します。
Yellowbase
イエベの主な特徴
肌・・・・・・・黄みの強い色白肌・血行の良い明るい肌・小麦肌・色むらのないつるり肌
ライトベージュ・ベージュ・皮膚から透ける血管が緑色っぽく見える
瞳・・・・・・・薄茶色・茶色・こげ茶・明るさのある目印象
深みのある目印象・白目に黄みがある
印象・・・・・パッと目をひく可憐さ・愛らしいor大人っぽい・知的・ゴージャス
Bluebase
ブルベの主な特徴
肌・・・・・・・ピンクがかった色白肌・透けるような色白肌・青みがかった暗肌
赤みのある暗肌・ピンクベージュ
オークル 皮膚から透ける血管が青みがかっている
瞳・・・・・・・赤みのある茶色・黒・こげ茶・穏やかな目印象・強い目印象
白目に青みがある
印象・・・・・・ふんわりとした存在感・官能的orクール・個性的・きりっとした女らしさ
■セルフチェック
ゴールドとシルバーを顔や手にあてた時、肌のくすみ感や青ざめてみえないか、手の場合は指の節や血管が浮き出て見えないか、どちらで肌がより綺麗に見えるかをチェック。
ゴールドならイエベ、シルバーならブルべ、私はイエベ。あなたはどっち?
<コーラルピンク>
ほんのりオレンジみのコーラルピンクは、可愛らしさと色っぽさを兼ね備えたミラクルカラー。肌色もトーンアップ、黄みのある色が肌をなめらかに見せてくれる。
<キュートアイボリー>
イエベ肌に映えるほんのり黄みを含む暖色ホワイト。アイボリーや淡いベージュが混ざったようなランジェリーを選べば、肌に透明感とハリをもたらし魅力度UP。
<ジューシーオレンジ>
イエベ肌をヘルシーで健康的に見せてくれるのは、太陽の光を浴びたみずみずしいフレッシュオレンジのビタミンカラー。
<アッシュピンク>
まるで花の蕾のような愛らしさをかもし出すアッシュピンクは、グレーみを含んだくすみ系ピンク。マイルドなアッシュピンクは、ブルべの肌をしなやかに見せてくれる効果が。
<清楚ホワイト>
肌を明るく照らす純白は、ブルべの清楚さを際立たせる色。ミルキーな白またはグレイッシュな白を選ぶのがベター。
<ベリーレッド>
ラズベリーやストロベリーカシスなど健康美をもたらすベリーカラー。少しクールなブルべ肌に生き生きとした活力を与えてくれる色。
自分の肌カラー(イエベ・ブルべ)を知っておくと、夏の爽やかな白トップスを着たいときの透けない下着選びにも役に立ちます。
・イエベさんはベージュ系が鉄板
・ブルベの色白肌さんは、ラベンダーがおすすめ
好きな色と似あう色が違っていたり、マンネリ化でお洒落を楽しむことから遠のいていませんか?
先ずはパーソナルカラーを知り、似合う色の中から好きな色を探してみてはいかがでしょうか。似合う好きな色の下着をまとうだけでも、自然とテンションが上がり女子力も上がります。似合う色が広がればコーディネートの時短や色の失敗も減り、お洒落を楽しむ心の余裕が生まれると思います。
「ビューティー&ヘルス」 心と体の健康美を目指してみてはいかがでしょうか。
見えないお洒落こそ、女子力UPの近道かもしれませんね。
いろんなマスクがたくさん!
ウイルス予防策