2020.05.20
毎朝満員電車に揺られて通勤しているが多いかと思います。
最近、新型コロナウイルスによる肺炎の影響で時差通勤制度が導入され、出勤ラッシュ時の満員電車がだいぶ緩和されていますが、満員電車は健康を害するリスクが高まる恐れがあるそうです。
誰がウイルスを持っているか全くわからない状況の中、密閉空間でいろんな人に接するため一番感染するリスクが高い空間だと思います。
元々身体の弱い方は、電車内ではきちんと予防策を講じることをおすすめします。
満員電車の中で立っている時は踏ん張ることが多いため、身体は運動状態になります。
運動時には“乳酸”という疲労物質が生成されるのですが、本来であれば身体は酸素を多く取り入れ、この乳酸を水と炭酸ガスに分解し疲労物質を汗や呼気といった形で排出します。
しかし、満員電車の酸素濃度は通常より低いため、分解に十分な酸素が身体に取り入れられず、乳酸が残り疲労が溜まりやすくなります。
これが原因で普段の集中力の低下や不眠を招く恐れもあります。
そうは言っても、満員電車に乗らないためにいきなり自動車や自転車通勤に変えたり、通勤時間帯を変えたりすることができる方は少ないと思います。
ですので、日常に少し取り入れるだけでリスクの軽減につながる簡単な方法をご紹介します。
満員電車に乗る前と降りた後に、ゆっくり深呼吸を行ってください。
深呼吸をすることで副交感神経が活性化し、リラックスする効果があります。
コロナウイルスが流行している期間だけではなく、日常的にマスクをすることで、
手指からの接触感染を防いだり、環境中のウイルスもある程度防ぐことが可能だと思います。
また、乾燥は病気感染の原因となる可能性が高いので、乗る前に十分な水分をとるなどして喉を潤しておきましょう。
一日の中で手ぶらで歩く時間を10分でいいので作りましょう。
お昼休みの時間を利用したり、社内で移動する時に少し遠回りしたりするなどの工夫をすることで実現できるはずです。
もっと早く起きて出勤するのが個人的にお勧めです。
すべて、これまでの生活をほとんど変えることなくできる方法ですので、ぜひ試してみてくださいね。
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