2020.08.18
私の仕事は、通販やTVショッピングの婦人服のパタンナーをしています。
前回服がどの様に出来上がるかをご紹介しました。
【過去記事】服ができるまで。
今回は、服が出来るまでの過程での体験苦労話をしたいと思います。
前回もお話ししましたが、服が出来るまでにまずどんな服が作りたいか、
お客様よりイラスト入りのデザイン画・イメージ写真・サンプル等が送られてきます。
イメージに合わせてサンプルを作成します。
今回はその中でも、サンプルが上がってきてからの作業で一番重要な「試着」での苦労話をしたいと思います。
試着(フィッティング)
依頼を受けたデザイン画を元にサンプルを作成して、お客様に着用してもらい
その服を体に合うかどうか確かめるため着てみてもらい、着心地などを確認してもらう作業になります。
その作業での体験談ですが、初めてブランドを任された時に、ブランドのサイズ感やお客様の好みなど何もわからなく、お客様からやり直しを何回も言われました。
あの時は本当にまいりました。
特にパンツなどはシルエットが大事なので、すごく時間をかけて試着
⇒サンプルUPの繰り返しでした。
お客様にここのシルエットがダメだとか、おなか回りがきつい、シワが気になるなど、いろいろな注文を一つずつ解決して行きながら、パターン(型紙)を修正していき、お客様が納得いくまで修正してサンプルを作り直していき、とても苦労しました。
何度かサンプルを作成していく内に、お客様の好みなどもわかって来て、納得がいく商品になり、お客様にも気にいってもらえる商品が出来上がりました。
かなり途中、心が折れそうになりましたが。
今では、お客様からもパンツは定評があり気に入ってもらえています。
その時はパタンナーの仕事をやっていて良かっなぁと思いました。
仕事をしていく中で、苦労も沢山ありますが、パタンナーの仕事はやりがいのある仕事だと思います。
皆様も仕事で苦労もあると思いますが、やりがいを見つけて楽しくお仕事してみては如何ですか?
次回は、サンプル依頼作業苦労話をしたいと思います。
捨てる前に使おう~♪
日常の習慣(いつもの通り)によるデメリット!と 物忘れ(記憶力)をフォローする自分なりの記憶訓練術