2020.09.17
誰もが想像もしていなかったウィルスとの闘いで、私たちは未経験のことを短期間の間に目まぐるしく経験しています。
その中でも初めての緊急事態宣言、自粛生活が私の日常生活に大きな変化をもたらし、生活の基本となる「衣・食・住」に対する考えも変わったような気がします。
私の場合は、
「食」に関しては、外食を控えるようになり、家でどのように外食気分を味わうか・・・たまにはデリバリーを頼んだり、料理が簡単になる「ホットクック」という調理家電も購入しました。
(ホットクックおすすめです。)
「住」に関しては、外に遊びに行けない時間を家でどのように楽しむか・・家でバーベキューをしたり、子供のために大型玩具の購入もしました。
緊急事態宣言も解除され、「with コロナ」という認識のもと、徐々に日常生活が戻ってきたころ、ふと思いました。
「衣」に関しては、携わる仕事をしているにも関わらず、後回しになっていたと。
これは皆さんにも少なからず、共感して頂けるのではないかと思います。
百貨店からお声がかかり、期間限定で商品を販売させてもらえることになったので、最近、出入りをしているのですが、買い物好きの女性にとってはやはり百貨店は素敵なところだと、改めて感じました。
私たちが小さい頃は百貨店の上に遊園地があり、本当のテーマパークのような、大人も子供もわくわくする場所でした。いまでこそ遊園地などはないですが、ある百貨店のバイヤーさんとのお話しを思い出しました。
「百貨店はただ買い物してもらうところではなく、エンターテイメントを感じてもらえる場所でなければならない。少しでもお客様に長い時間、居てもらうため、売り場の配置や階層を考え、家族全員で最上階から地下まで買い回りをして頂く。家族全員が欲しいものを百貨店でそろえることができる。そして楽しかったと帰っていただくことがベスト」
とおっしゃっていました。
そのお話を聞いたあとにフロアマップを見てみると納得ができましたし、なるほど!!と思えることがたくさんありました。
百貨店業界はインバウンド失速、コロナでの休業、業績悪化と向かい風ばかりですが、消費、経済を活性化させるには必要不可欠です。
普段、百貨店で買い物しないという方も、一度久しぶりに行ってみてはいかがでしょうか。その時はフロアマップを見てみてください。家族みんなで買い物に行ったときの動線なども考えながら回ってみるもの楽しいかもしれませんね。
普段とは違った雰囲気でショッピングするのも、「with コロナ」の気分転換になりますし、モノづくりを仕事としている私たちにとって購入者がどのように商品を買われているかというのを研究するのに うってつけの場所ではないかと思います。
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服が出来るまでの体験談②