2020.11.30
コロナ禍において、我々ビジネスパーソンの生活スタイルは大きく変わりました。
これまであまり浸透しなかった在宅勤務が一般的なものとなり、できる業種は限定されるものの、自宅で仕事をすることが当たり前の世の中になりつつあります。
在宅勤務をコロナ禍の一時的な処置ではなく、恒久的に制度化しようという企業の動きもありますが、実のところ、私自身はあまり在宅勤務が実践できておりません。
その理由ですが、
・自宅から会社まで15分程度と近い事。
・サンプルなど現物を確認する業務が多く、自宅にサンプルを持ち出すことが難しい事。
・仕事をストレスなく行える環境が自宅にない事。
会社が自宅に近いので、在宅よりはちょっと電車に乗って会社に行くほうが気持ちも仕事モードになりメリハリがつきます。
また、お客様から依頼されたサンプルや、納品前の商品チェックといった作業があり、これも会社の事務所でやった方が楽です。
サンプルは会社の所有物なので、自由に持ち出しできない事も一因です。
そして、決定的に在宅勤務を縁遠いものにしているのが、「仕事用の机」がない事です。
一応、小さめの机はあるのですが、今はテレビ台となっています。
在宅勤務で書類を持ち帰っても書類を広げる場所がなく、床やベッドの上に書類を広げて作業しなければなりません。
パソコンを見ながら体をかがめたり、ねじったりして書類を広げて、という動作はストレスマックスです。
リビングの机でやると、お昼に韓流ドラマを見るのを楽しみにしている嫁に嫌がられるし、果たしてどうしたものか・・・。
悩んだ挙句、これを機に仕事用の机を買う事にしました。
どうせ買うなら少し大きめの机が欲しかったので、ネットで検索してみましたが、大きくて自分好みのデザインは結構いい値段がします。
費用は最小限に抑えたい、でもそれなりに気に入ったものがほしい・・・。
それならば自作するしかない、ということで、お盆の休みを利用してDIYに挑戦する事にしました。
予算は30,000円と設定し、ネットのDIY動画などを参考にしながら準備した材料は
・机の脚
・天板
・脚と天板を固定するねじ
机の設置場所は窓際の一角と決め、必要な材料を揃えていきます。
まず、机の脚ですが、1組で7,000円程度のものがあり、これを2組購入。
机の天板は、近くのホームセンターで厚さ30mm、巾2,440mm X 奥行600mmのパイン集成材を3枚購入、予め設計した通りにホームセンターでカットして頂きました。
パイン集成材は1枚6,500円、木材のカットは1カット30円で8カット240円です。
私の購入した机の脚には、天板に固定する為のビス(ねじ)が付属していました。
このビスを使用せず、先のとがった木工用ビスで直接天板に固定する事も可能なのですが、今回は鬼目ナット(M6 x 20)を購入しておきました。
天板側に穴を開け、この鬼目ナットを取り付けて付属のビスで天板を固定します。
鬼目ナットを天板に取り付ける際は、電動ドリルがあると作業が楽になります。
鬼目ナットの取り付けには最終的に直径9mm、深さ20mm程度の穴を開けなければなりませんが、小さい径から少しずつ開けていくとうまくできます。
私は3mm→6mm→9mmという感じで穴を開けていきました。
慣れればそれほど難しくない作業ですが、ドリルの穴が天板を貫通してしまうと、せっかくの机が穴だらけになってしまうので、くれぐれもご注意ください。
ネットで机の脚を購入すると購入者の口コミ情報があります。
必要な材料や注意点が書いてあり参考になる場合がありますので、チェックしておくとよいでしょう。
材料がそろった時点で組み上げ、所要時間は3時間ほどでした。
脚を付けるだけなので、とても簡単です。
<完成したDIYの机>
費用は予算30,000円を少し超えてしまいましたが、それでもお店で買うよりは格段に安く、しかも自分で作った愛着があります。
これで在宅勤務の環境は整いました。
果たして私の在宅勤務化は進むのでしょうか・・・。
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