last updated: 2022.12.23
家の中にある生地の数を数えると、思ったより多いことに気づきます。
カーテンやソファー、クッション、ベッドリネンにカーペット。
壁紙や照明器具のシェードも生地のひつです。部屋に合わせて素材を選ぶと、快適に暮らすことができます。
家族みんなが集まるリビング、子ども部屋、水まわり。インテリアにおける生地選びのポイントを見ていきます。
家族のだんらんの場であるリビングスペースは、ナチュラルで落ち着いた生地がおすすめ。
家族が最も長く過ごす場であるため、みんなが親しみやすく飽きのこない、長く愛用できるものが向いています。
リビングには、フラットな平織り繊維のカーテンやロールスクリーンがなじみます。
日当たりが良い場合は、紫外線カット機能のあるカーテンがおすすめ。床や壁が日焼けするのを防ぎます。
プライバシーを守るには、外から室内が見えにくくなるミラーレースカーテンが向いています。
ソファや椅子の生地は、食事中に汚してしまったり、毎日使う中で消耗したりするもの。
ウォッシャブル素材はもちろん、レザーなら手早く汚れが拭き取りできて、浸透を防げます。
ダイニングのテーブルランナーやランチョンマット、コースターは比較的買い替えがしやすく、自由に選べるアイテム。
夏は麻や綿に加えて、手拭いも清涼感があっておすすめです。冬はレザーや民族調の生地で季節感を。
食事中にこぼした時が心配なら、撥水加工生地から選べば安心です。
和室は落ち着きやくつろぎを重視したい場所。
天然繊維やナチュラルな風合い、暖かみのある生地を選ぶと、癒される空間になります。
客間や年配の方の部屋となる場合も多いため、自然素材がおすすめです。
和紙クロスや布クロスの壁にしたり、カーテンでなくプリーツスクリーンにしたりして、和の雰囲気を楽しめます。
プリーツスクリーンやシェードを和紙生地にすると、明るさを柔らかに調節できて、大人が安らげる優しい空間になります。
寝室は一日の疲れを癒し、リラックスするプライベート空間です。
ゆっくりと休めるよう、暖かみのある素材や、刺激の強すぎない生地選びをおすすめします。
ボリュームのあるジャカードやベロア素材をカーテンや照明のシェードに取り入れると
大人っぽく高級感がある空間に仕上がります。
日光を感じて目覚めたい方は、光を通す天然素材のカーテンや、薄めのレース生地を。
明かりを抑えた空間で寝るのがお好みなら、遮光カーテンが効果的です。
ベッドリネンには、吸湿・速乾性のある麻や、肌触りなめらかなシルクを用いると、上質な眠りを得られます。
子ども部屋は、お子様の成長に合わせてファブリックを変えていくか
あらかじめ長く使えるファブリックを選んでおくのも理想的です。
お子様が小さいうちは、何と言っても汚れが一番気になるもの。
カーテンやクッション、椅子の生地など、ウォッシャブル素材で、自宅でお手入れできるものがおすすめです。
お手入れ重視ならポリエステルなど化学繊維、身体に優しい天然繊維で選ぶならコットンが中心になります。
ポリエステルなら洗濯にも強く長持ちの上、比較的お手頃なので買い換えにも安心です。
天然繊維なら、良いものを大切に扱うことを学ぶ点で、子ども部屋に取り入れるのも効果的です。
トイレや洗面スペースで大切なのは清潔感です。そして水ハネが最も気になる場所でもあります。
壁紙には、水をはじく素材を中心に、明るく爽やかな生地を選びましょう。
特にトイレにぴったりなのは、消臭・抗菌機能のある壁紙です。
表面加工により、水を通しにくく汚れが拭き取りやすい素材もあります。
最近ではDIYで貼り替えしたりと、気軽に試してみることができます。
インテリアにおける生地選びは、各部屋を使用する目的と、汚れやお手入れがポイントになります。
大人だけが使う場所、子どもやペットが使う場所では、生地の消耗具合が異なります。
水まわりも同様です。
家族の暮らし方や好みも加味して、各部屋にぴったりの生地選びを楽しんでください。
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