last updated: 2024.09.02
目 次
出産を控えているママの皆さん、赤ちゃんを迎える準備は進んでいますか?
赤ちゃんにとってなくてはならないものの一つに「おむつ」があります。
近年では使い捨ておむつが一般的で、CMでもよく流れていますね!
でも、赤ちゃんの肌にやさしいものを使いたい場合は、布おむつという選択肢もあります。
今回は布おむつの作り方と、布おむつと一緒に準備すべきものについてご紹介します。
手軽にできるものなので、ぜひ出産前の楽しみの一つとして作ってみてはいかがでしょうか?
おむつとは、その名の通り布でできたおむつのこと。
一方で使い捨てのおむつは「紙おむつ」と呼ばれることもありますね。
布おむつには「成型おむつ」と「輪おむつ」の2種類の形があります。
それぞれの特徴をみていきましょう!
成型おむつとは、コンパクトに成型されたもので装着やお手入れが楽というメリットがあります。生理用の布ナプキンの大きいサイズをイメージすると分かりやすいかと思います。
洗濯しても型崩れしにくく畳むのも簡単ですが、手作りするとなると縫製が難しく、
初心者には少し難しいかもしれません。
また生地が厚いため、洗濯後乾くまでに時間がかかるというデメリットもあります。
輪おむつは昔ながらの布おむつ。
長いさらし布を裁断し縫って作ったもので、出来上がりが輪っかの形になることから
「輪おむつ」と呼ばれています。
裁縫の初心者でも手縫いで気軽にチャレンジできるのが輪おむつです!
大きさはフェイスタオルくらい。
赤ちゃんの成長に合わせて生地を折る回数で厚さを調整したり、
形をちょっと変化させたり・・・と臨機応変に対応できるのも輪おむつの魅力です。
輪おむつは成型おむつと比べて乾きが早く便利ですが、
洗濯~乾燥~収納までに幾分慣れが必要になってくることも
覚えておいたほうがいいですね。
(写真左:布おむつカバー 右:輪おむつ)
一口に布おむつといっても成型おむつと輪おむつの2つの種類があることがわかりましたね。ここからは、布を切ることなく誰でも簡単にチャレンジできる輪おむつの作り方をご紹介します!
・さらし布 長さ150cm(幅はさらしによっていろいろ)
・糸
・針
・ハサミ
もちろんミシンで縫ってもOK!
① さらし布を広げ、短辺を重ねるように二つ折りにし、長さを75cmにする
② 輪になるよう、端を重ねた側を短辺に平行に縫う
③ 表に返して完成
ここまでは輪おむつのとっても簡単な作り方です。
もっと強度が欲しい場合は、布の両端をそれぞれ1cmほど折り返し縫ってから、上記の作り方の②へと進みましょう!
成型おむつは、輪おむつに比べると生地を裁断する作業が入ってくるので、初心者の方にはちょっと面倒に感じてしまうかもしれません。
でも使わないタオルやガーゼが家に眠っていたら、成型おむつを作ることで有効活用できます!ぜひチャレンジしてみてくださいね。
・タオルやガーゼなど 縦35cm×横15cmを4~5枚
・糸
・針
・ハサミ
※撥水機能を持たせたいなら、撥水加工が施された生地(縦35cm×横15cm)を1枚追加する
成型おむつを作る際もミシンを使ってOKです!
① 生地の四隅をそれぞれ丸くハサミで切り、角に丸みをもたせる
② 布をすべて重ねて、端を縫ったら完成
撥水生地を使う場合は、肌ざわりが悪くなるため一番外側(肌にあたらない側)にしましょう。
また赤ちゃんの肌に直接あたる内側には、ガーゼ生地を使うのがおすすめです!
ここまでは成型おむつのとっても簡単な作り方で、縫い糸が外側に見えている状態です。
上級者の方は、外側にくる生地を中表にし、3辺を縫ってから表にひっくり返して、残り1辺をまつり縫いして仕上げると見た目がきれいになりますし、縫い目による赤ちゃんの肌への刺激もより抑えられますよ。
いざ「布おむつを使って育児をしよう!」と思っても、布おむつだけあってもダメなんです。
布おむつを赤ちゃんのお尻にあてるときに必要になるのが「布おむつカバー」と呼ばれるもの。これで布おむつを固定しないといけません。
布おむつカバーは布おむつを固定する以外にも、おしっこやうんちが漏れないようにする役割もあります。
カバーの左右にベルトがついているベルト型は、スナップやマジックテープでサイズ調整が可能。まだ立ったり歩いたりしないような月齢のときに使用する方が多いようです。赤ちゃんを寝かせたまま交換できるのがベルト型の魅力といえるでしょう。
もう一つ、パンツ型というものがあります。こちらはその名の通りパンツのようにすっぽり履けるタイプ。ハイハイ期以降、動きが活発な月齢の赤ちゃんにおすすめです。
実は、布おむつカバーも手作りできるんですよ!インターネットで検索すると無料の型紙もありますので、時間に余裕がある方は布おむつと一緒に作ってみてはいかがでしょうか?
布おむつには成型おむつと輪おむつの2種類あることがわかりましたね。作るのが簡単なのは輪おむつですが、どちらが自分の育児に合っているかは実際に使ってみないとわかりません。どちらも数枚ずつ準備しておいて、実際に使いやすい方を買い足す(または手作りする)のがおすすめです!
布おむつや布おむつカバーは赤ちゃんの肌に直接触れるものなので、素材にもこだわりたいですね。綿やオーガニックコットン素材のものを選べば、やわらかく赤ちゃんの肌にもやさしいので間違いありません。
布おむつで地球と赤ちゃんの肌にやさしい育児を始めてみませんか?
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