last updated: 2023.06.30
自宅ではなく、コインランドリーで洗濯しているという人も多いでしょう。
最近はコインランドリーを建てると儲かると評判なので
数自体も増えています。
かくいう筆者はコインランドリー民です。
洗濯機は持っておらず、いつもコインランドリーで洗濯しています。
それ以前に、洗濯表示でもちろん水洗いできる表示の物を洗うというお話しです。
また、勘違いしがちですが、ドライマークの物は
「ドライ専用洗剤」では洗えません。
ドライ専用洗剤を使用する=水洗いをすることになるので
上記のオケに水のマークがないものは水自体に浸けないで下さいね。
商品を店頭に並べるまでに、何万円もかけて生地検査を行っているので
「ちょっとくらい大丈夫」という事はありません。是非守ってください。
↑
この2つがある場合、コインランドリーでの水洗い
乾燥機は絶対NGです。
さて、本題に戻ります。
かれこれ5年ほどコインランドリーを使っているのですが
いくつか気になることが……。
コインランドリーには、さまざまな表記や表示がありますよね。
でも、もしかしたら表記や表示どおりではないのかもしれません・・・!
コインランドリーの洗濯機には、ガラス面に
【12kgはここまで】
などと書いてあります。
それ以上の衣類を入れてしまうと、洗濯しきれないですよ
ということですね。
でも、筆者の経験上、「ここまでライン」どおりじゃなくても
洗濯はできます。
以前コインランドリーで洗濯しようとしたとき
お金が足りていませんでした。
15kgで回さないといけないのに、12kg分のお金しかなかったんですね。
お金を取りに行くのが面倒なので
無理やり12kgで洗濯することに。
洗濯物は、15kgのラインと12kgラインの
ちょうど間くらいまで積み重なりました。
「普段の仕上がりからすると、ちょっとくらいオーバーしていても大丈夫だろう」
と思い、洗濯機を回しました。
仕上がりを見てみると、ちゃんと洗濯されていました。
匂いも取れているし、洗い切れていないところもない。
ちゃんと取れてほしかったシミも取れている……。
洗剤の香りもします。
ただしあくまでも個人の感想です!
あまり無茶なことすると、たいへんなトラブルが起こるかも……。
全てのコインランドリーがそうだとは限りません。
本当に「ここまでライン」どおりじゃないと
洗濯できないことも多いはず。
コインランドリーでは、自動的に洗剤を投入してくれる洗濯機もあります。
とはいえ、この洗剤がどういったものなのか
確かめる方法がありません。
品質がよいものなのかもしれませんが、すべての洋服にとって
ふさわしいかどうかは、正直分かりません。
これ、めちゃくちゃ怖くないですか?(笑)
洋服の繊維には、使う洗剤を選んであげないといけない
デリケートなものもあります。
ちょっと専門的ですが
で洗うことがよいとされています。
実際シルクなどは、ちょっと洗剤を間違えただけで
色あせたりしますからね……
しかし、当然のことながら
コインランドリーに使われる洗剤は1種類のみ。
ひとつの繊維にとって相性ばっちりだったとしたら
他の繊維と相性が悪い……ということが起こります。
大事な服はコインランドリーには持っていかず
自分で丁寧に洗濯したほうがよいでしょう。
もしくは、自分が選んだ、信頼できる洗剤を持参しましょう。
ちょっとお金はかかりますが
クリーニングに出すというのもよい方法です。
あまり注目されない話ですが、コインランドリーに設置してある乾燥機には
パワフルなものが多いです。
衣類だけではなく布団なども乾かす必要があるため
強めに設計されているものがあります。
つまり、熱に弱い繊維でできている洋服を乾燥機にかけると
予想外に傷んでしまうかもしれません。
以下のような繊維は、乾燥機の熱に弱いとされています。
これらは自然にあるものをそのまま原料としている「天然素材」。
天然素材は、多くの場合、乾燥機の熱に弱いです。
考えてみれば当たり前の話で
ヤギの毛が高熱に耐えられるはずがないですよね……。
また、人工的に作られた「化学繊維」のうち
以下のものは乾燥機に弱いです。
こういったものは、乾燥機には掛けないほうが無難です。
そもそも選択表示でタンブラー乾燥機NGとなっているはず。
家に持って帰って、通常どおり天日干しや陰干しするのがよいでしょう。
水を吸った服はとても重たいので、車やバイクなどで
コインランドリーに行くことがおすすめ。
どうしてもコインランドリーの乾燥機に掛けざるを得ないなら
自己責任で設定を「弱」にするなどし、完全に乾かさないで終わらせ
自宅で干したほうがよいでしょう。
ただし、ひとつの素材だけで100%作られているアイテムは
そうそうありません。
だいたい「○○65%、△△35%」というように
いくつかの素材が組み合わせられているでしょう。
これが原因で
「乾燥機にかけていいのかどうかわからない」
ということが起こります。
迷ったら、「もっとも多く使われている素材」の特徴に合わせて
乾燥機にかけるかどうか考えるのがベター。
たとえば85%がポリエステルだったとしたら、残り15%は熱に強い素材でも
乾燥機にかけない方がよい、ということですね。
もちろん、すべてのコインランドリーに設置されている乾燥機が
繊維を傷つけるほど強力というわけではありません。
場所によって違います。
コインランドリーはとても便利なものです。
家でやると時間がかかる洗濯を、たった1時間くらいで終わらせてくれます。
もう筆者はコインランドリー生活から卒業できなさそうです(笑)
ただし、お気に入りの洋服やデリケートな繊維でできているものだけは
別で洗濯・乾燥したほうがよいですね。
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