last updated: 2023.11.20
11月が近づくと七五三のCMやキャンペーンをよく見かけるようになりますよね。
子どもの成長をお祝いする日本の伝統行事である七五三は「子どもが主役」のイベントですが、
子どもだけではなく同伴する親の服装も気になるところですよね。
今回は、七五三での「親子の服装選び」にスポットを当てていきます。
和装と洋装それぞれのコーディネート方法や、
服装選びの際に気を付けたいポイントなどをご紹介します!
七五三は日本の伝統行事の一つであり、
3歳・5歳・7歳のタイミングで子どもの成長をお祝いする行事です。
一般的に男の子は3歳と5歳、女の子は3歳と7歳にお祝いすることが多いですが、
地域や家庭によって2回お祝いしたり、1回だけにしたりとさまざまです。
暦上でいうと七五三は11月15日とされていますが、
近年では10~11月の吉日や家族の都合に合わせてお祝いをするケースも多くなっています。
また、「七五三当日に写真館で記念撮影をしてから神社へお参りに行く」という方もいれば
「写真だけ事前に撮っておいて、お参りは七五三に近い日に行く」という方もいます。
最近では、フォトスタジオでの撮影日と七五三当日の両日に、
子どもの衣装をレンタルすることが可能なお店もあるため、とても便利になりましたね。
特に初めての七五三は、子どもにどんな衣装を着せたほうがいいか迷いますよね。
また、やっと子どもの衣装が決まったとしても、
同伴する親は一体どんな服装で行けばいいの・・・?と新たな悩みも出てきます。
ここからは、七五三のお参りに行く際の親子の服装について、和装と洋装にわけてご紹介します。
服装選びで悩んでいる方は、ぜひ参考にしてくださいね。
まずは和装です。
子どもが着物を着る場合、親も和装で揃えてみるのはいかがでしょうか。
家族全員和装で統一すると、雰囲気も出ますし、写真映えもバッチリです!
七五三ではお祝いする年齢に合わせて選ぶサイズや身に着けるものが変わってきます。
一般的なサイズや身に着けるものは次の通りです。
・女の子
年齢 | 着物のサイズ | 身に着けるもの |
3歳 | 一つ身or三つ身 | 被布 |
5歳 | 三つ身 | 被布 |
7歳 | 四つ身 | 帯 |
・男の子
年齢 | 着物のサイズ | 身に着けるもの |
3歳 | 一つ身or三つ身 | 被布 |
5歳 | 三つ身 | 羽織・袴 |
7歳 | 四つ身 | 羽織・袴 |
着物はあらかじめ子どものサイズに合わせて、肩上げ・腰上げなどの調整をしておきましょう。
母親が和装する場合、「主役は子どもであること」を意識した着物選びが大切です。
主に次の着物が選ばれることが多いようです。
・訪問着(さまざまなシーンで着用できる汎用性の高い着物)
・色無地(無紋または一つ紋)
・付け下げ
お祝いするのが女の子の場合、子どもより派手な印象になってしまうような柄は
避けることが無難です。
男の子の着物は暗め・渋めが多いので、
母親の着物はちょっと華やかなものを選んでも問題ないでしょう。
ただし、黒留袖や色留袖は子どもの着物よりも格上になってしまうため
選ばないようにしましょう。
次に父親の和装についてです。
着物は主に羽織袴を着用し、白足袋を合わせることが多い傾向にあります。
黒紋付は子どもの着物よりも格上になってしまうので、避けるようにしましょう。
父親が和装する機会は、母親よりも少ないのではないでしょうか?
せっかくですから、家族揃って和装を楽しんでみてくださいね!
次に洋装をご紹介します。
近年は11月でもまだまだ暑い日も多く、
「着物だと熱がこもって熱い・・・」ということもあるでしょう。
また、「着物は着付けに時間がかかるからちょっと・・・」とためらう方もいるはず。
そんなときは洋装で七五三のお参りをしましょう!
「七五三のお参り=和装」という印象が強いですが、
近年は子どもに洋装をさせてお参りする家族も多いようです。
女の子は華やかなドレスやワンピースなど、フォーマルな場にふさわしいものを選びましょう。
デザインによっては入学式や結婚式、ピアノなどの発表会などで着まわすこともできますよ。
男の子はジャケットスーツが一般的です。
上下セットにこだわる必要はなく、ジャケットとパンツをコーディネートしてもOKです。
入学式や結婚式などフォーマルな場で着る機会が多いので、
着まわすことも考慮して準備するとよいでしょう。
母親が洋装する場合は、セットアップスーツ、
袖のあるワンピース、ワンピースにジャケットというコーディネートが一般的です。
ブラックフォーマルは避けましょう。
ちょっと明るめの色を意識して選ぶと華やかになりますし、子どもの入学式でも着用できます。
腕や足が過度に露出するものはNGです。
靴のヒールは低め、アクセサリー類は派手になりすぎないように注意しましょう。
父親の洋装は略礼装スーツやダークスーツが一般的です。
普段スーツを着用している方は、ビジネススーツを選ぶことも多いようです。
シャツは一般的な白のほか、淡い色のカラーシャツを選ぶと華やかになります。
ネクタイは派手過ぎず、目立ちすぎない明るめの色を選びましょう。
子どもの衣装に合わせてネクタイの色を選ぶのがおすすめです!
シャツの上にベストを重ねるのも、
いつもとちょっと違う「スタイリッシュでかっこいいパパ」を演出できますよ。
ここまで七五三の和装と洋装についてご紹介しましたが、
気になるのが「親子で洋装と和装が混在しても大丈夫?」ということではないでしょうか?
結論からすると、洋装と和装が混ざってしまっても大丈夫ですが、次のことに気を付けましょう。
・子どもが洋装のときに親が和装は避ける
・子どもの衣装よりも目立たない色や柄を選ぶ
あくまで「子どものお祝いであること」「子どもが主役であること」
を意識したコーディネートで臨みましょう!
七五三のコーディネートを親子全員分考えるのは、とても大変ですよね・・・
主役である子どもの衣装をまず決めてから、
親の衣装はそれを引き立たせるようなものを選ぶとスムーズに決められるでしょう。
また、家族のテーマカラーを決めて、それに沿ったコーディネートをしていく方法もおすすめです!
七五三は節目にもなる大切なお祝いごとですから、思い出に残る衣装を選びたいですね!
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