last updated: 2025.06.30
目 次
「なんだかこの服、顔がくすんで見える」「同じ色なのに、あの人のほうが似合っている気がする」・・・そんな経験、ありませんか?それはもしかすると、パーソナルカラーが関係しているかもしれませんよ?
最近ではアパレルショップやコスメブランドでも耳にすることが増えたこの言葉ですが、簡単に説明するなら「自分を最も引き立ててくれる色」のことです。自分に似合う色を知るだけで、服選びがもっと楽しくなりますよ!
今回は、パーソナルカラーの基本からファッションへの取り入れ方までを、詳しく解説していきます。ぜひ日々のコーディネートの参考にしてくださいね。
パーソナルカラーとは、その人の肌や髪、瞳の色に調和する「似合う色」のこと。いわゆる「自分の好みの色」ではなく、「身につけたときに自分を引き立てる色」を指します。
この考え方は、イメージコンサルタントやカラーアナリストと呼ばれるプロたちの間でも活用されていて、アパレル・美容業界ではすっかり定番になっています。「パーソナルカラー診断」を専門にお仕事をされている方もいるんですよ!
似合う色を身につけると、顔色がよく見えたり、若々しく健康的に見えたりする効果があるので、自分のパーソナルカラーを知っておいて損はありません。
パーソナルカラーは大きく次の4タイプに分類されます。
季節の名前がついているのは、それぞれに似合う色がその季節のイメージと重なるためです。この4タイプをさらに4つに細かく分類して、16タイプで診断する方法もありますが、まずは実用的な4タイプを覚えましょう。
明るくてあたたかみのある色やカラフルで鮮やかな色が似合うのがスプリングタイプ。黄みがかった肌(イエローベース)で、目元がキラキラと明るいブラウンの印象の人が多めです。
おすすめカラーは、コーラルピンクやアイボリー、バレンシアオレンジなど。全体的にクリアで軽やかな色を選ぶとよいでしょう。
青みを帯びた柔らかい色が似合うのがサマータイプ。ブルーベースの透明感のある肌と、瞳の色は黒やダークブラウンで、ソフトな印象の目元が特徴です。
ラベンダーやパステルブルー、グレイッシュピンクなどの、涼しげで上品なカラーがマッチしやすいでしょう。
深みとあたたかみのある落ち着いたカラーが得意なのがオータムタイプ。髪や瞳がダークブラウン寄りで、肌はイエローベースのマットな質感の人が多いです。
マスタードやテラコッタ、オリーブグリーンといった紅葉を連想させるような“こっくりカラー”がしっくりくる傾向があります。ブラウンやグリーンといったアースカラーが得意なのもこのタイプです。
はっきりとしたコントラストのある色が似合うのがウィンタータイプ。色白または青白い肌で、黒目と白目の境がくっきりしている人が多いのが特徴です。
おすすめは、ロイヤルブルーやワインレッド、ブラックやホワイトといったシャープなカラー。モノトーンを美しく着こなせるのも、このタイプならではです。
パーソナルカラーは自己診断も可能ですが、できればプロに見てもらうのが確実で正確です。
最近では百貨店や一部のアパレルショップ、パーソナルカラー診断専門のサロンなどで、30分〜1時間ほどで受けられるところもありますので、一度足を運んでみてはいかがでしょうか?
ここでは、「自分のパーソナルカラーをざっくり知りたい!」という方のために、特徴ごとにおおまかに分類していきます。
自分がイエローベース(イエベ)かブルーベース(ブルベ)か、スプリング・サマー・オータム・ウィンターのどのタイプに近いかを、ざっくりと見極めるためのセルフチェックリストを作りましたので、参考にしてくださいね!
• 日焼けすると小麦色になりやすい → イエベ
• 日焼けすると赤くなり、その後すぐに戻る → ブルベ
• 肌に血色感があり、黄みがかっている → イエベ
• 透き通るような白肌、または青白く見える → ブルベ
• 髪が明るめのブラウンで柔らかい → スプリング寄りのイエベ
• 暗めのブラウンでツヤがあり落ち着いた印象 → オータム寄りのイエベ
• アッシュ系、または黒髪が映える → ウィンター寄りのブルベ
• 柔らかい黒髪やソフトなブラウン → サマー寄りのブルベ
• 瞳の色がライトブラウン、明るくキラキラして見える → スプリング
• ダークブラウンや黒に近く、目力が強い → ウィンター
• グレーがかった茶色、やわらかい印象の目元 → サマー
• 深いこげ茶で、ややマットな雰囲気 → オータム
• ゴールドのアクセサリーが肌になじむ → イエベ
• シルバーのアクセサリーが顔色を明るく見せる → ブルベ
• コーラルピンクやオレンジ系がしっくりくる → イエベ
• ローズピンクや青みピンクが映える → ブルベ
• ベージュやカーキ、イエローなどの暖色が肌になじむ → イエベ
• グレーやネイビー、ワインレッドなどの寒色で顔色が冴える → ブルベ
このように複数の視点からチェックすることで、より自分の傾向がつかみやすくなります。すべてが当てはまらなくても、当てはまる項目が多いほうが、あなたのパーソナルカラータイプを知る手がかりになりますよ。
似合う色がわかったら、次はあなたのパーソナルカラーを服選びに取り入れてみましょう!・・・といっても、すべてのワードローブを買い替える必要はありません。
まずは、顔まわりにくるアイテムに取り入れてみるのが効果的です。トップスやストール、イヤリング、メガネのフレームなど、目につきやすい部分から始めてみましょう。肌映りがパッと明るくなるのを感じられるはずですよ。
反対に、パーソナルカラーではない色や似合わない色でも、ボトムスやバッグなど顔から離れたところに使う分には、意外と違和感なく取り入れられるでしょう。使い方次第で、苦手な色も楽しめるので、さまざまなコーディネートを楽しんでくださいね!
パーソナルカラーを知ると、「その色の服を選ばなきゃ!」と考えがち。でもパーソナルカラーはあくまで《自分をきれいに見せてくれる色》であって、あなたの好きな色と異なる場合もあるでしょう。
パーソナルカラーがすべてではありません。
たとえば「今日はクールに見せたい」「やさしい雰囲気にしたい」など、なりたい印象によってあえて違う色を選ぶのもおしゃれの楽しみ方です。パーソナルカラーは、あくまでも《参考程度》として考えると、もっと気楽におしゃれを楽しめます。《なりたい自分》を無理に変える必要はないのです。
自分に似合う色がわかると、服選びに迷いが減り、おしゃれへの自信もついてきます。【似合う服=好きな服】になることも多く、買い物の失敗も減るかもしれませんね。
「似合う色って何だろう?」「私ってブルべ?イエベ?」そんな疑問が、おしゃれの楽しさを広げるきっかけになるはず。今回ご紹介したパーソナルカラーのセルフチェックを参考に、まずは一色、自分のカラーをファッションに取り入れることから始めてみませんか?最近ではアパレルショップやコスメブランドでも耳にすることが増えたこの言葉ですが、簡単に説明するなら「自分を最も引き立ててくれる色」のことです。自分に似合う色を知るだけで、服選びがもっと楽しくなりますよ!
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