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洋服を愛するアパレル店員が教える、クリーニングの有効な使い方

2020.05.11

「クリーニングって、結局いつ使えばいいの?」

「家で洗濯するのと、結局何が違うの?」

「シミ抜きしたいんだけど、クリーニング屋さんに持って行ったら。どうにかなる?」

 

というような疑問が、ときどき聞かれます。

 

この記事では洋服を愛してやまない元アパレル店員が

クリーニングの有効な使い方について、詳しく解説します。

大切なお洋服を、いつまでも大事にしたいという人は、ぜひ読んでみてくださいね。

特にクリーニングをあまり使ったことがないという人には、最後まで読んでいただきたいですね!

 

まずはクリーニングの種類を理解しておこう

 

実はクリーニングには、いくつかの種類があるのです。

種類を理解しておけば、よりよい形で洋服のクリーニングができるようになります。

「この洋服は○○だから、この方法でクリーニングして!」と言えるわけです。

なぜクリーニングに出すとキレイになるのかも、一緒におさえておきましょう。

 

ドライクリーニング

 

ドライクリーニングは、水を使わずに洗うというクリーニング方法です。

 

特殊な洗剤を使って、洋服を洗濯します。

 

この洗剤は「有機洗剤」という難しい名前で呼ばれます。

有機洗剤は、特に油汚れなどを落とす力が強いのが特徴です。

 

さらに洋服が型崩れしにくく、生地を傷めづらいという特徴も持っています。

洋服に対してとても優しいクリーニング方法、というわけですね。

 

ウェットクリーニング

 

ウェットクリーニングとは

「水洗いできない洋服を、特別な方法で水洗いする」という方法です。

基本的には手洗いで、できるだけ洋服が傷んでしまわないように、徹底して丁寧に洗います。

 

水洗いできないといっても、水洗いしなければ落ちない汚れもあります。

その汚れを落とすために考えられたのが、ウェットクリーニング。

とても高度な技術が使われている方法です。

 

ウェットクリーニング専用の洗剤や、業務用のプレス機を使います。

そしてプロの技術があって、やっとウェットクリーニングできるというわけです。

 

ドライクリーニングと同じく、洋服に優しいクリーニング方法です。

 

ランドリークリーニング

 

ランドリークリーニングは、水に濡れても痛みづらい洋服を洗うための方法です。

ちなみにランドリークリーニングでは、洋服にとって優しい温度(およそ45℃〜70℃)の

お湯で洗います。

そして、使われる洗剤、洗剤のはたらきを強めたりする「助剤」も、家庭用のものより高品質。

さらに洗濯機がドラム式なので、全体をまんべんなく洗えます。

 

「家で洗濯するのとそんなに違うのか?」

 

というふうに言う人もいますが、断然違います。

特に白いシャツやTシャツをクリーニングすると、はっきりと違いが分かるはずです。

 

何をクリーニングに出すべきか?

 

「クリーニングに出さないといけない洋服はどれ?」

という疑問をよく聞かれます。

むしろ、何を出すべきなのか、ちゃんと知っていると言う方が珍しいかもしれません。

 

一般的に「オシャレ着」や「高い洋服」はクリーニングする

というふうな解釈が広がっています。

とはいえ、少し曖昧すぎて、正しいのかどうかわからないですよね。

 

クリーニングに出すときは、「洋服がどのような繊維で出来ているか」

というところで判断するのがポイントです。

結局、洋服が傷むか傷まないかは、

 

「繊維と洗濯方法の相性がよいか悪いか」

 

という点で決まるからです。

 

ただ、クリーニング屋さんもプロなので、「どの方法でクリーニングすればよいか」は

勝手に判断してくれます。

とはいえ、任せっきりにしておくと、「大事な洋服を、使って欲しくない方法でクリーニングされてしまう」こともあります。

ドライでよかったのに、ウェットで洗濯されてしまう、というようなかたちですね。

これは洋服のタグについているマークで、クリーニング方法を洗濯しているからです。

(クリーニング屋さんが悪い、というわけではありません)

 

洋服のことを考えるなら、「このクリーニング方法でキレイにしてください」

と言えるようにしておいたほうがよいでしょう。

また洋服のタグについているマークを過信せず、大事にしたいなら

クリーニング屋さんへ持っていったほうがよいです。

 

シミ抜きをするなら、クリーニング屋さんは最高の選択

時として、洋服に厄介なシミがついてしまうこともあります。

本当に困ってしまいますよね。

たったひとつの小さなシミが、洋服そのものを台無しにしてしまいます。

 

しかし、そのことを背景としてなのか、クリーニング屋さんのシミ抜き技術の高さは相当なものです。

油シミや飲み物のシミなどは、クリーニング屋さんへ持っていけば、劇的に改善したりします。

鉄のシミ(鉄の粉が付着し、錆びてオレンジ色になるもの)や血液、果ては

墨汁のシミさえ落としてしまうこともあります。

 

家庭でもある程度、シミ抜きをすることは可能です。

酸素系の漂白剤を使えば、軽いシミくらいなら、なんとかなるでしょう。

 

しかし、本当にしつこいシミというのは、家庭ではどうにもできなかったりします。

また、技術的に難しい、という問題もあります。

 

もし、「これはどうにもならないな……」と感じたのであれば

クリーニング屋さんに持っていきましょう。

 

ちなみにクリーニング屋さんは、「シミ抜き」という作業に対して、すさまじい熱意を持っています。

なんと、「シミ抜き」の技術を競う全国大会が、毎年開催されるくらいです。

ちなみにその大会は、2020年で37回目を迎えます。

大会で好成績をおさめたクリーニング屋さんは、その結果で集客したりしています。

 

もしクリーニング屋さんに行くことがあれば、店内をじっくり見てください。

大会で好成績をおさめた、という賞状が飾られたりしているかもしれません。

そういったクリーニング屋さんを見つけられたら、すごく心強いですよね。

 

まとめ

 

クリーニング屋さんの技術というのは、あまり知ることはないかもしれません。

しかし、実はかなり優れた技術を持っていたりします。

シミ抜きは、その典型ですね。

それも含めて、家庭では再現できない特別な方法で、洋服をよみがえらせてくれます。

是非とも、クリーニング屋さんを有効に活用しましょう。

 

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