スーツは、汚れたらクリーニングに出さなければいけない・・・と思っている方も多いはず。
クリーニングに出すと仕上がりは綺麗だけど、時間とお金がかかってしまうのが難点ですよね。

近年では、自宅でもケア可能なスーツがたくさん登場しています！

自宅で洗うことができれば、コスパ最強ですよね。
今回は自宅でケアできるスーツの特徴や選び方を解説します。

これから「洗えるスーツ」の購入を検討している方は、ぜひ参考にしてくださいね！

自宅でケアできる「洗えるスーツ」の特徴

スーツが汚れてしまったとき、自分で手軽に洗濯できると便利ですよね。

「洗えるスーツ」は一般的なスーツとどこが違うのでしょうか？
「洗えるスーツ」の特徴を解説します。

「洗えるスーツ」とは

自宅でも洗濯できるスーツを「洗えるスーツ」「ウォッシャブルスーツ」と呼んでいます。
近年、スーツのCMや広告でもよく名前を聞くようになってきました。
水洗いできるスーツなので、汚れ・シミなどが付いても自宅の洗濯機で簡単に洗うことができます。

高級なスーツはウールなどの天然素材100%、一般的なスーツもウールの割合がポリエステルなどの化学繊維を上回っていることが多くなっています。

ウール100％は「縮むから絶対クリーニング！」「家なら手洗い必須！」というイメージが強いですよね。

しかし、洗えるスーツの素材は、ウール50%・ポリエステル50%で作られているものが多く、一般的なスーツよりウールの割合が少なくなっています。そのため「水洗い可能」となっているのです。

縫い目がしっかりしていて頑丈

洗濯機で洗うとなると、耐久性に優れていないとすぐに生地が傷んだり、縫い目がほつれたりしてしまいますよね。
洗えるスーツは一般的なスーツよりも縫い目がしっかり作られています。
また、ほつれにくいように縫製されているため、自宅での洗濯に耐えることができるのです。

型崩れしにくくシワになりにくい

先ほど「洗えるスーツと比べて一般的なスーツと比べてウールの割合が少ない」ということを紹介しましたが、ウールの割合が少ないと生地が縮みづらいため、型崩れしにくくなります。

また、洗濯後に気になるのがシワですが、シワができにくくなる特殊加工が施されているスーツもあるので、手軽に自宅でケアしたい方はどのような加工がされているかもチェックしてみると良いでしょう。

タイパに優れている

近年の燃料や物価の高騰は、クリーニング料金にも及んでいます。クリーニングに出すと時間もかかりますし、持込・受取に行く手間もかかりますよね。

自宅で洗濯できれば経済的かつ時短にもつながります。洗えるスーツは、忙しい現代人の味方となるアイテムともいえるでしょう。

 

自宅ケアできる「洗えるスーツ」の選び方

次に、洗えるスーツを購入する際にどのようなことに気を付ければいいのか、、、
選ぶ際のポイントを解説します。

1. 機能性

一口に「洗えるスーツ」といっても、スーツごとにさまざまな機能が備わっています。素材や加工によって、次のような機能が備わったスーツがあるので、自分に合ったものを選ぶと良いでしょう。

• 【ストレッチ加工・・・動きやすさを求める方におすすめ】
• 【防臭加工・・・汗をかきやすい方やにおいが気になる方におすすめ】
• 【防シワ加工・・・洗濯後のシワが気になる方におすすめ】
• 【吸水速乾機能・・・夏の時期や汗をかきやすい方におすすめ】
• 【静電気防止機能・・・冬など乾燥する時期に静電気が気になる方におすすめ】

2. 価格

昔と比べるとクールビズなどの影響もあり、オフィスでのカジュアル化が進んでいます。
とはいっても、「毎日スーツを着ないといけない！」という方も多いでしょう。

毎日スーツを着る方は、洗い替えも含めると何着か必要になるので、「価格を重視して選ぶ」という方法も選び方の一つに挙げられます。
また夏場にジャケットが必要なければ、上下セットではなくスラックスやスカートだけ購入するという方法もあります。

ブランドを気にしなければ、低価格で機能性が充実した洗えるスーツを探すこともできますので、いろいろチェックしてみてくださいね！

3.サイズ

オーダーメイドで仕立てるスーツとは違い、洗えるスーツは既製品から選ぶことが多くなります。
そのため、自分のスーツのサイズを知っておかなければいけません。

「YA（スリム）」「A（標準）」「AB（がっちり）」「BE（ゆったり）」などという表記を見たことがありませんか？
スーツのサイズは、このアルファベットの表記と身長で選びます。
自分のサイズを知っていれば購入時参考にできますが、わからない場合は店頭で一度サイズを測ってもらうか、実際に試着してしっくりくるものを選びましょう。

もう一つ、気を付けたいポイントがあります。
洗えるスーツは洗濯方法を間違うと、素材によって縮んでしまうこともあります。
そのため小さめのサイズを選んでしまうと、洗濯後に「きつくて着られない！」となってしまうこともありますので、少しゆとりのあるサイズを選ぶようにしましょう。

 

まとめ

自宅で簡単にケアできる「洗えるスーツ」はコスパにも優れ、機能性が充実しているものも多くあります。

においや汚れが気になる方にとっては、自宅で洗濯できるのでとても便利なアイテムですよね。この春、新生活を始められる方は「洗えるスーツ」を何着か揃えておくと安心です。

次回は「洗えるスーツ」はどうやって洗濯すればいいのか、具体的な洗濯方法やケアの仕方を紹介しますのでお楽しみに！