last updated: 2024.11.11
目 次
秋が深まり寒くなってくると、コートやセーター、ストールといった季節のアイテムが大活躍!でも、これらのアイテムは繊細なので、適切なケアをしないとすぐに傷んでしまうことも・・・。
この記事では、秋のファッションアイテムを長く使うための洗濯方法や保管のコツをご紹介します。ポイントを押さえて、次のシーズンもお気に入りのアイテムを楽しめるようにしましょう!
秋は気温の変化が激しいため、薄手のコートから厚手のコートまで、気温に合わせていくつかのコートをそろえなくてはいけません。
秋のコートはウールやカシミヤなどのデリケートな素材を使用したものが多く、素材によって扱い方が異なるため、それぞれの素材に合った方法で洗濯・保管しなければなりません。
はじめにコートの洗濯方法を確認しましょう。
・洗濯表示を確認する
衣類には洗濯表示タグが付いています。洗濯表示は必ずチェックし、自宅で洗えるかどうかを確認しましょう。「手洗い」や「ドライクリーニングのみ」と表示されている場合は、自宅での洗濯は避けた方が無難。特にウールやカシミヤは素材の特性上縮んでしまうこともあるため、専門店でのクリーニングがおすすめです。
・自宅で洗える場合
自宅で洗濯可能な素材の場合は、おしゃれ着専用の洗剤を使用して、手洗いや洗濯機の「おしゃれ着コース」などを利用します。また洗濯する際はネットに入れるのを忘れないようにして、繊維の摩擦を防ぎましょう。
・乾燥方法
コートは型崩れしやすいので乾燥機の使用はできるだけ避け、日陰で自然乾燥させましょう。平干しできるスペースがあれば、肩部分が伸びないように注意しながら、平らにして干すのが理想的です。100円ショップでも平干しできるアイテムを手に入れることができますので、コートを長持ちさせたい場合はぜひお試しくださいね!
続いてコートの保管方法を確認していきましょう。
・シーズンオフの保管
コートを保管する際に気をつけたいのは、洗濯やクリーニングなどで汚れをしっかりと落としておくこと。食べこぼしやシミなどがあると虫食い・カビの原因になってしまいます。
洗ったあとは風通しの良い場所でしっかり乾燥させ、通気性の良い布カバーに入れてクローゼットに吊るすと、ホコリや虫食いから守ることができますよ。
・型崩れを防ぐ
コートの形が崩れてヨレヨレになると、せっかくのおしゃれ着も台無しですよね。コートを保管する際は、しっかり肩パッドがついたハンガーを使用し、型崩れを防ぎましょう。ニット素材のコートやウールコートは特に型崩れしやすいので、立体的で滑り止めがついているものなど、生地が伸びにくいハンガーを使用するとよいでしょう。
セーターは秋~冬にかけてのマストアイテム!・・・ですが、扱いが難しいアイテムの一つでもありますよね。適切なケアをすることで、毛玉や型崩れを防ぎ、ふわふわの手触りを保つことができますよ!
はじめにセーターの洗濯方法を確認しましょう。
・洗濯表示を確認する
セーターも素材に応じたケアが必要。ウール、カシミヤ、コットンなど素材ごとに異なる洗濯方法がありますが、ほとんどのセーターは「手洗い」または「おしゃれ着洗い」でケアしたほうが長持ちします。
・手洗いが基本
セーターは摩擦に弱い特性があるため、手洗いが推奨されます。30度以下のぬるま湯で中性洗剤を使い、やさしく押し洗いをします。
洗濯機を使用する場合は、必ず洗濯ネットを使用し「おしゃれ着洗いコース」を選択。短時間で脱水しましょう。
・毛玉を防ぐ方法
セーターは摩擦によって毛玉ができてしまいがち。毛玉がたくさんついたセーターは、見た目にも残念ですよね。
なるべく毛玉ができないように洗濯するには、裏返しにして洗うことが効果的!また、毛玉ができた場合は専用の毛玉取り機を使って処理しましょう。
次にセーターの乾燥と保管の方法をご紹介します。
・平干しで乾燥
セーターは乾燥機を使うと、熱によって縮んでしまうことも・・・。また摩擦で毛玉だらけになってしまうこともあります。
セーターは形を整えながら平干しで乾かすようにし、型崩れを防ぎましょう。ハンガーにかけると肩部分が伸びてしまうおそれがあるので、ハンガーの使用はおすすめしません。
・防虫対策
保管する際は防虫剤を使いましょう!防虫剤は直接セーターに触れないように置きます。また、湿気がこもらないように通気性の良い袋に入れることもポイントです。
ストールは首元を彩るアイテムとして、秋のファッションに欠かせません。デリケートな素材が多いため、洗濯や保管には注意が必要です。
はじめにストールの洗濯方法を確認しましょう。
・素材に合った洗濯方法
ストールの多くには、ウールやシルクといったデリケートな素材が使われています。ウールは手洗いが基本ですが、シルクの場合は専門店でのクリーニングを推奨します。自宅で洗える場合は、30度以下の水で洗い、摩擦を避けるためにやさしく押し洗いしましょう。
・洗濯後のケア
ストールは素材によってシワになりやすい特性があるため、洗濯後は形を整えて平干しします。シルク素材の場合、乾燥後にアイロンを使用してシワを伸ばすと良いでしょう。低温に設定し当て布をすることで生地のダメージを最小限にすることができます。スチームは水によってシミができてしまうこともあるため、避けましょう。
次にストールの保管方法についてご紹介します。
・折りたたんで保管
ストールは吊るすよりも、軽く折りたたんで引き出しやボックスに保管するようにしましょう。シワや湿気を防ぐために、たとう紙や柔らかい布で包むのも効果的なので、ぜひお試しくださいね。
・防虫対策
ストールも虫食いの被害を受けやすいので、防虫剤を使って保管します。こちらもセーター同様、生地に直接触れるとダメージを与える可能性があるため、置く場所には気を付けましょう。
ここまでアイテムごとに洗濯方法や保管方法について確認してきましたが、最後にそれぞれのアイテムをより長く楽しむために、すべてに共通する管理のコツをご紹介します。
着用後は必ず専用のブラシでブラッシングを行い、ホコリや汚れを取り除きましょう。特にコートやストールはホコリが付きやすいため、毎回のケアが大切です。
衣類にとって湿気は大敵!クローゼットには乾燥剤を入れ、通気性を良くすることで、カビや臭いの発生を防ぎましょう。
季節の変わり目には、クリーニングに出してから保管するのがおすすめ!汚れがついたまま放置すると、シミや虫食いの原因になってしまうことがあるためご注意ください。
関連記事:衣類の防虫対策には「しまい洗い」がおすすめ!そのポイントは?
秋のファッションアイテムであるコート、セーター、ストールは、素材ごとに適切なケアを行えば、生地へのダメージが少なく、美しさを長く保つことができます。
今回ご紹介した洗濯・保管方法を日々の生活に取り入れ、大切なアイテムを次のシーズンも楽しめるようにしたいものですね。
mitekuyoneでは、定期的に最新情報やイベント情報、特別なご案内をお届けするメールマガジンを発行しております。 配信を希望される場合は、下記フォームよりお申込ください。
皆様のご登録、お待ちしております!
ベビー服を水通しする際の注意点は?収納・保管方法についても
Copyright © 2024 GSI Creos Corporation All Rights Reserved.