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冷感素材で涼しく夏を過ごす方法

last updated: 2022.12.23

梅雨に入り、蒸し暑い日が続きます。

冷房や扇風機、サーキュレーターを使用して乗り越えたいですが、消費電力も気になるところです。

そのため、涼しく過ごすために冷感素材を身に着ける、または寝具で使用をする方も増えているようです。どのように素材を選べばいいでしょうか。

 

 

 

まずは冷感素材について、説明します。

 

肌が触れたときに、涼しく感じることを「接触冷感」と言います。

その原理を簡単に説明します。

人がモノに触れたときに、肌の熱がモノへと移動する現象を熱伝導と言います。

熱伝導(伝導)とは、熱が物質によって運ばれる現象のことです。原子・分子の格子振動の伝播や自由電子の移動によって、熱が運ばれていきます。

金属・鉄は伝導率が高く、主な金属の熱伝導率の順位は、

高い順に

銀>銅>金>アルミニウム>マグネシウム>亜鉛>鉄>スズ>鉛

となります。

熱伝導の移動量は繊維や金属などそれぞれ異なるため、同じ温度であったとしても

鉄などの金属に対しては「冷たい」と感じます。

このような時、冷たいと感じる感覚を「接触冷感」と呼びます。

 

繊維の中で熱伝導率が高いのが、化学繊維のレーヨンやキュプラです。繊維の中に水分を多く含むことなどが理由とされています。

肌から生地へ、瞬間的に熱が移動して冷たく感じることを数値化したものがQ-max(=接触冷湿感評価値)です。一般的にQ-max値が0.2以上のものが「接触冷感素材」と言われ、ボーケン・カケンといった検査機関に委託して測定しているので、信頼のできる数値です。

 

 

以下、Q-max値の参考です。

0.4以上・・・明確に冷たさが感じられる。

0.3以上・・・まあまあ冷たく感じるかなというぐらい。

0.2以上・・・この数値以上が接触冷感効果があるとされ、少しだけ冷たく感じるかな?という程度。

 

 

冷感素材の商品を購入するとき

Q-max値を参考にするのも良いですが、繊維の場合は吸湿性・吸水性があるかどうかも肝心なところです。

 

以下、繊維のQ-max値の参考です。

 

ポリエチレン・・・0.45~

麻・・・0.35~0.4

レーヨン・・・0.3~0.35

ポリエステル/ナイロン・・・0.3~0.35

キュプラ・・・0.3~0.35

シルク・・・0.3

 

 

化学繊維は、吸湿性・吸水性に乏しく、むれてしまい気持ちよく過ごすことができなくなります。そのため、吸水性がある素材との混紡が望ましいと言え、麻60%、ポリエチレン40%等のような、素材の割合をきちんと見て商品を選ぶことが重要と言えます。

 

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