last updated: 2023.08.16
夏といえばアウトドア!・・・ということで、この時期は海や山など自然を感じられる場所へお出かけする機会が多いのではないでしょうか?
暑さ対策はもちろん、同じくらい気を付けたいのが「虫対策」です。
自然の中には人間に無害な虫から、刺されると危険な虫まで、さまざまな虫が存在しています。
虫から身を守るための対策として、虫よけスプレーや虫除けシール、蚊取り線香などがありますが、今回は「衣類」でできる防虫対策をご紹介します。
夏のお出かけだけでなく、屋外の虫が多い場所で作業をされる方などにもおすすめなので、ぜひ参考にしてくださいね!
はじめに、アウトドアを楽しむときは、どんな虫に気を付けるといいのかをチェックしましょう。
蚊
アウトドアを楽しむときだけでなく、日常的に刺されることが多い虫の代表格。蚊に刺されるとぷくっと腫れて、痒みの症状が出るだけだと思われがちですが、感染症を媒介することもあるため注意が必要です。池や水たまりなど、水が停滞する場所に多く発生します。蚊の発生時期は4~11月頃といわれていますが、7~8月の夏場に最も活発に活動します。
ハチ
一口にハチといっても色々な種類がいますが、なかでも気を付けなければならないのがスズメバチです。強い毒とすぐれた攻撃力を持ち、刺されてしまうと死にいたる場合もあります。春先から繁殖を開始し、夏から秋にかけて活動が活発になり、数も増加します。巣の近くで大声を出したり、スズメバチに攻撃したりするなどの刺激を与えると、襲われる確率が高くなるため気を付けましょう。
アブ
アブに毒はありませんが、刺されると腫れや痒みの症状が強くでます。6~9月の朝夕に活動し、水辺での被害が多いのも特徴です。
ブヨ
春から夏にかけて活動が活発化します。見た目は蚊よりも大きく、ハエより小さいのが特徴で、蚊に刺されたときよりも大きく腫れ、痒みも強く残ります。ブヨには毒があるため、刺されたら患部を専用の機械または手で絞り出すように毒ぬきをしましょう。
ムカデ
6月後半~9月にかけて活動ピークを迎えるムカデは、足がたくさんあるので、見た目ですぐにわかるはず。刺されると動けなくなるほどの強い痛みを感じることも。山よりも水辺の岩場に隠れていることが多いようです。
マダニ
最近ニュースでもよく見かけるマダニの被害ですが、かまれるとウイルス感染症を引き起こすことがあるため要注意です。5~8月の夏の時期に活発に活動し、森林や草むらなどに多く生息しています。噛まれたときはマダニを自分で引き抜こうとせず、すぐに病院へ向かいましょう。
ここまでにご紹介したような虫の被害を防ぐには、できる限りの対策をして身を守るしかありません。
まず、アウトドアスポットなど虫が多く発生する場所に出かける際の、服装のポイントを3つご紹介します。
1 濃い色は避け、薄い色の服を着る
2 長袖・長ズボン・帽子などを着用し、肌の露出を抑える
3 薄くタイトな服は避ける
黒や紺などの濃い色は虫が寄ってきやすいため、できるだけ薄い色(白・ベージュなど)の服を着用しましょう。
また虫の被害にあわないために重要なのは、肌の露出をできるだけ控えることです。
特に足首の対策がおろそかになるケースが多いので、要注意です!
薄手でタイトな服装がNGな理由は、服の上から刺された場合でも肌に虫の針が届いてしまう可能性があるからです。虫に刺されても肌まで届かないような、ゆったりした服装を意識して出かけましょうね。
ここからは衣類でできる防虫対策をご紹介します。
「防虫ウェア」というと、全身をネット状のもので覆うものやハチの巣を駆除するときに着るような、大げさな服装をイメージする方もいるかもしれませんね。
しかし、近頃は防虫加工が施されたおしゃれウェアもたくさん登場しています!
虫が寄り付きにくい加工(防虫加工)が施されたウェアのことです。
人間への安全性はテスト済みですが、肌が弱い方やアレルギー体質の方は注意しましょう。
防虫ウェアは着るだけで虫よけ効果があるため、蚊取り線香の煙や虫よけスプレーの匂いが苦手な方にもおすすめです。
防虫ウェアは各メーカーから販売されていて、種類も充実しています。
アウトドアウェアとして一般的なパーカーやジャケットなどのアウター、クライミングパンツ、アームカバー、帽子などをはじめ、TシャツやYシャツなどの一見防虫ウェアには見えないタウンユース可能なアイテムもあります。
防虫できるだけでなく、撥水性のあるもの、通気性のよいもの、UV対策できるもの、多収納できるもの・・・など付加機能が充実しているアイテムもありますので、お気に入りの一着を探してみてくださいね!
「防虫ウェアは機能的で魅力的だけど、どのくらい効果が持続するの?」という疑問を持つ方もいるのではないでしょうか?洗濯を繰り返すと、効果は落ちてしまうのでしょうか?
残念ながら、防虫加工は洗濯を繰り返すうちに効果が薄れてしまいます。
しかし、近年では洗濯を繰り返しても高い効果を維持できる加工技術が用いられているものもあります。
防虫ウェアを選ぶ際には、防虫効果の持続性にも着目してみてくださいね!
衣類でできる防虫対策をご紹介しました。
アウトドアレジャーを楽しい思い出にするためにも、虫の被害はできるだけ避けたいところですよね。
今回ご紹介した、虫が多い場所に行くときの服装選びのポイントをはじめ、着るだけで効果のある防虫ウェアを取り入れるなどしっかりと虫よけ対策を行い、思い切りレジャーを楽しみましょう!
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