last updated: 2022.12.23
「洋服を買いに行くとき、色々と悩んでしまう……」
「結局店員さんに選んでもらっている……」
というような人は少なからずいるでしょう。
場慣れしていないと、思ったとおりの買い物は意外とできないものです。
筆者は3年前まで、とあるセレクトショップで働いていました。
本記事では、そんな人へ向けて、店員目線だからこそ伝えられる洋服の買い方をお話します。
本記事を読めば、よりよいショッピングが楽しめるはずです。
ぜひ、参考にしてください。
店員さんからの具体的な話は、参考程度に聞くようにしましょう。
なぜならアドバイスは、店員さん自身の感じ方で、自分とは合わない部分があるからです。
だいたいのショップでは、店員さんがいろいろと声を掛けてくれます。
「このアイテムはこういうところがいいんですよ~」
「こちら、人気のお色となっています」
という風なことを説明してくれます。
店員さんは、商品について深い知識を持っています。
こういったことであれば、素直に受け取って問題はありません。
ただし、
「このアイテムは、このアイテムと組み合わせるとオシャレなんですよ~」
というような、店員さんの主観が入ったアドバイスは参考程度にとどめておきたいところ。
店員さんはオシャレと思っていても、買う本人の感性としてはピンと来ないこともあります。
「その場でわかるのでは?」という声もあると思います。
しかし、意外にもその場の空気に流されて、買ってしまうことが多いです(笑)
帰ってきて一人ファッションショーをしたときにピンとこない現象は、これが原因!
あくまで何がオシャレか、というのは人それぞれで変わってくるもの。
店員さんの主観が入ったアドバイスは、参考程度に聞いておきましょう。
とはいえ、店員さんが、買い物をするうえで強い味方であることに変わりはありません。
店員さんにはうまく協力してもらいましょう。
たとえば、
①「このアイテム、あの色だったら最高なんだけど、ないのかな?」
②「このアイテムって、どうやってお手入れすればいいんだろう?」
というようなことがあれば、店員さんに協力してもらいましょう。
①であれば、店頭に出ていなくても、バックヤードには置いてあることがあります。
店員さんに言って、探してもらいましょう(本当にない時もありますが)。
②については、理想的な協力の引き出し方ですね。
さきほども述べたとおり、店員さんは商品知識を豊富に持っています。
お手入れの仕方や洗濯の方法などを、詳しく教えてくれるはずです。
洋服を買いに行くとき、誰しもがデザインへと注目するでしょう。
洋服を買いに来ているのだから、当たり前ですよね(笑)
とはいえ、できることなら洋服の繊維までチェックしておきたいところ!
なぜなら繊維によっては、繊細な扱いが求められることがあるからです。
逆に、そこまでナーバスにならなくても大丈夫な繊維もあります。
「だいたい何をしても大丈夫!」という服もあれば、「アレとコレとアレはダメ!」という服もあります。
洋服はファッションなので、デザイン優先で選ぶのは間違いではありません。
とはいえ、余裕があれば繊維のことも見ておきましょう。
といった繊維でできているものは、かなり丈夫です。
少々のことであれば平気です。
表にすると、以下のようになります。
※1:汚れへの耐性、伸び縮みのしにくさなどを示します。
いずれも、多少のことで傷んだりはしません。
とはいえ、それぞれひとつかふたつは弱点を持っています。
たとえば麻であれば、「毛羽立ち」が起こりやすいという弱点を持っています。
ポリエステルなどの化学性は、乾燥機に弱いこともわかります。
あくまで比較的丈夫、ということであり、すべてにおいて完璧なものではないというところには注意してください。
一方で、下記のような繊維が含まれている洋服たちは、ちょっと繊細に扱ってあげたほうがよいです。
表にすると、以下のようになります。
元アパレル店員の目から見れば、この3つをおさえられていれば買い物上手です。
ぜひ、洋服を買うときは、参考にしてみてください。
mitekuyoneでは、定期的に最新情報やイベント情報、特別なご案内をお届けするメールマガジンを発行しております。 配信を希望される場合は、下記フォームよりお申込ください。
皆様のご登録、お待ちしております!
「洗えるニット」にカシミヤも仲間入り!洗い方と注意点は?
ネットショップ撮影隊日誌「あかぬけコーデ」とは?
Copyright © 2024 GSI Creos Corporation All Rights Reserved.