last updated: 2023.06.14
目 次
前回は、フェムテックのサービスにはどのようなものがあるかを紹介しましたね。
今回は、市場に流通しているフェムケアグッズを「月経」「妊娠・不妊」「産後ケア」「更年期」「婦人科系疾患」「セクシャルウェルネス」の6つの分類に分けて紹介します。
はじめに、月経期に便利なフェムケアグッズを紹介します。
知らないうちに進化を遂げているものや、「こんなに便利なものがあったの?」というものが見つかるかも?
オーガニックコットン100%のものや、経血量が多い方向けの専用ナプキン、デオドラント機能付きナプキン、人気ブランドやキャラクターとコラボしたかわいいパッケージのナプキンなど、悩みやニーズに沿った様々なナプキンが開発されています。
吸水機能を持つ布を重ねて作られている吸水ショーツは、ショーツそのものが経血を吸収してくれるので、ナプキンが苦手な方におすすめのアイテムです。大手ブランド・メーカーで続々と商品開発が進んでいるので、デザインや履き心地、吸水性、さまざまな角度からお気に入りを選べるはず。普段のショーツ感覚で履ける優れものです!
生理用品というと、ナプキンやタンポンをイメージする方も多いのではないでしょうか?月経カップは膣の中にカップを入れ、そこに経血をためる仕組みで、第3の生理用品ともいわれています。シリコンゴムでできていて、一度購入すると洗浄して繰り返し使えるので、環境にもお財布にも優しいアイテムです。
生理中はデリケートゾーンのニオイも気になるもの・・・。そんな時に活躍するのがデリケートゾーン専用のスプレーやふき取りシート。ニオイを抑えてくれるので、不快感に悩まされることも少なくなるでしょう。ふき取りシートは、使用後にそのままトイレに流せるものもありますよ!
続いて「妊娠・不妊」の分野にまつわるフェムケアグッズを紹介します。
体を温めるグッズ、病院を受診しなくても検査できるグッズなどがありますので、ぜひ参考にしてくださいね!
妊活~妊娠期に積極的に取り入れたい葉酸。葉酸は、細胞の分裂や成熟を大きく左右するため、特に胎児にとって重要な栄養素です。葉酸だけでなくマルチビタミンや鉄、カルシウムなどが一緒になっているサプリメントもあるので、自分の体に合うものを選びましょう。
冷えは女性の大敵なので、腹巻一体型ショーツを履けば子宮を冷えから守ることができます。腹巻とショーツを重ねて身に着けるより、着ぶくれせず、すっきり見せることができますよ。
不妊で悩んでいて「病院に行くのが恥ずかしい・・・」という方は、まずは郵送で検査できるチェックキットを試してみてはいかがでしょうか?卵巣年齢や精子の数、運動量などをチェックできるキットが流通しています。
ただし不妊の原因は様々ですので、きちんと病院を受診することをおすすめします。
会陰をマッサージしてやわらかくしておくことで、スムーズな出産をサポートしてくれます。オイルタイプは、乾燥を防いだり黒ずみを防いだりする効果も期待できます。
続いて「産後ケア」の分野にまつわるフェムケアグッズを紹介します。
産後は開いてしまった骨盤を矯正するのに役立つもの、母乳育児にまつわるものなど、様々なフェムケアグッズが開発されています。
産後は、骨盤が歪みがち。緩んでしまった骨盤は、産後すぐから骨盤ベルトを使って矯正することをおすすめします。骨盤矯正だけでなく、腰痛の緩和も期待できます。
手動式だけではなく、ハンズフリー式、ウェアラブル式などさまざまな搾乳機が登場しています。乳腺炎対策をしたい方、母乳で育てたいけどなかなか時間が取れないママさんなどにおすすめです
産後は骨盤の歪みから、ちょっとしたくしゃみや運動で尿漏れが起きやすくなります。膣を意識した運動のほか、インナーボールなど、膣を鍛えることができるアイテムにも注目です。
続いて「更年期」の分野にまつわるフェムケアグッズを紹介します。
ほてり、のぼせ、イライラ、めまい、頭痛・・・など更年期にはさまざまな症状が現れますよね。そんな症状を軽減するアイテムが人気を集めています。
「月経」のところでも紹介しましたが、吸水ショーツは尿漏れ対策にも役立ちます。
デリケートゾーンが乾燥すると、ちょっとした動作で下着が擦れて痛みを感じることも・・・。乾燥が気になる方は、デリケートゾーン専用のローションやオイル、クリームを使って、対策してみてはいかがでしょうか?
更年期のさまざまな症状を緩和するために、漢方薬が多く販売されています。自分の症状に合った漢方を選びましょうね。
続いて「婦人科系疾患」の分野にまつわるフェムケアグッズを紹介します。
乳がんや子宮がん、子宮筋腫など女性特有の病気になった方に寄り添い、QOL向上を目指すアイテムが登場しています。
術後間もない方用、乳房を温存された方用、乳房を再建された方用など、それぞれのバストの状態に合わせたブラジャーが開発されています。
手術の跡を気にせずに温泉に入れるように開発された不織布の入浴着もあります。
入浴着着用可の入浴施設も年々増えてきていますよ!
体に不調があるときは、ストレスも多く自律神経も乱れがちになります。そんなときは、アロマを使ってリラックスしてみてはいかがでしょうか?一般的には、睡眠にはラベンダー、冷えには柚子、ホルモンバランスを整えたいならローズがよいとされています。
続いて「セクシャルウェルネス」の分野にまつわるフェムケアグッズを紹介します。
これまでは公にするのが恥ずかしい分野でしたが、女性専用のプレジャーアイテムがたくさん登場しています。
女性専用ということもあり、かわいらしいデザインやおしゃれでスタイリッシュなデザインのバイブやローターも多く開発されています。
VIOゾーンは皮膚が薄く、シェービングが難しい場所です。専用のシェーバーはヘッドがコンパクトになっているので、処理しにくいVIOゾーンも手軽にケアできるでしょう。
6つの分類ごとのフェムケアグッズ、主なものを紹介しました。
今回紹介したフェムケアグッズは、ほんの一部です。これからどんどん市場が拡大していく分野なので、グッズもさらに充実していくことでしょう!
気になるグッズがあったら、ぜひお試しくださいね。
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