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見た目のおしゃれだけじゃない!レースカーテンの4つの機能とは?

2021.07.27

春先と言えば就職や転勤、大学で一人暮らしなど引っ越しのシーズン。新しいものを揃えるなかには、カーテンも含まれますね。

最近の住宅ではロールスクリーンやブラインド、シェードなども増えていますが、レースカーテンと厚地のドレープの組み合わせが昔から主流となっています。 一口にレースカーテンといっても最近は様々な機能が付いている物が多く、おしゃれだけを求めること少なくなってきました。

今回は、レースカーテンの4つの機能についてご紹介します。

 

レースカーテンの素材はポリエステルがほとんどで、なかにはリネンやコットンでナチュラルな雰囲気を出すものもあります。火災が起きると、カーテンに燃え移って火の手が回るという話を聞くこともあるように、燃えやすい素材を使ったカーテンは危険です。

防炎カーテンはポリエステル100%で作られているものが多く、ほかの素材に比べて火が付くのが遅かったり、延焼に時間がかかったりする特徴があります。このような防炎性能のあるカーテンなら延焼を抑制してくれますし、リネンやコットンなど燃えやすい素材でも防炎加工をすれば同じような機能を果たしてくれます。

防炎機能があるカーテンには「防炎ラベル」が付けられていて、防炎性能試験に合格したことをしているため、ご自宅のレースカーテンに付いているかチェックしてみましょう。
防炎ラベルの付いているカーテンは後加工で防炎剤を塗布しているか、糸自体が燃えにくい難燃糸が使われています。防炎とは、「燃えにくい」「燃え広がりにくい」という意味なので、まったく火が付かないわけではありません。この点は誤解しないように注意しましょう。

高層マンションにお住まいの方は、消防法により居住している階に関係なく、使用するカーテンやじゅうたんは防炎品でなくてはなりません。もちろんレースカーテンも防炎品を取り付ける必要がありますので、ご注意ください。

 

レースカーテンに求める機能として、消費者が求めているものの一つに、遮熱・UVカットと外からの目隠し効果があります。厚地のドレープカーテンにも同様の効果を持っているものもありますが、常にドレープカーテンを閉めておくわけにはいきません。

レースカーテンには、遮熱糸と呼ばれる機能糸が使われていることが多く、この糸にはポリエステルに酸化チタンや特殊セラミックの微粒子を練り込んだものが含まれています。

これらが太陽光を吸収・乱反射させる事により、遮熱・UVカットの機能を果たしてくれるのです。光を透過させにくくするという事は「透けにくさ」にも繋がり防透け性という機能も備えています。

住宅密集地などで外からの目が気になる場合は、防透け性評価の高いレースカーテンを選ぶと、目隠し効果が高まるのでおすすめです。実際に展示されているレースカーテンに触れてチェックしてみるのもよいでしょう。

また、糸に太陽光を遮蔽する物質を練りこむと同時に、糸の断面形状を太陽光が乱反射しやすい特殊な形状に変えることで紫外線の透過量を減らしたり、編みの密度を上げUVカット機能を高めたりするものもあります。

遮熱素材のレースカーテンは外からの熱を遮断するため、室内の温度が上がりにくくエアコンの効率がよくなるため、暮らしのエコに役立つものとして注目されているのです。

 

春先はスギやヒノキをはじめ、花粉に悩まされる人も多いでしょう。レースカーテンには、花粉を吸着させる機能が施されているものもあります。

レース生地に吸着性のある後加工を施すことで、実は花粉だけではなく、ほこりも吸着させることができます。

花粉やほこりが吸着したレースカーテンは、洗濯することで汚れを落とすことができ、長期にわたり使用可能です。家の洗濯機で丸洗いできるものもあるので、品質タグ表示をご確認ください。

また花粉やほこりを捕まえやすい特殊なループ構造の繊維を使っているタイプは、部屋の内外から飛散してくる花粉やほこりをキャッチします。花粉を100%キャッチとはいきませんが、花粉症に悩まれている方におすすめです。

 

レースカーテンには、後加工により様々な機能をつけることが可能です。例えば繊維自体に、抗菌剤や臭いの成分を吸着しやすい物質や分解しやすい物質を練りこんでいるものがあります。

どのような機能が施されているかは、一般社団法人繊維評価技術協議会が実施する認証制度(業界自主基準)「SEKマーク」を見るとわかります。

加工を施した繊維製品の表示用語、評価方法・基準、安全性などに自主基準を設け、合格した商品に「SEKマーク」がつけられます。SEKマークには抗菌防臭加工、制菌加工、防汚加工、抗カビ加工、光触媒抗菌加工、消臭加工、抗ウイルス加工などがあり、この認証があるものは、消費者の安心へつながるでしょう。

 

レースカーテンは、一度取り付けてしまうとずっとそのままの人が多いと思います。しかし時代が進むにつれて、繊維に様々な加工を施せるようになり、高機能なレースカーテンが多く流通しています。

引っ越しの際やお部屋の模様替え、気分転換に、レースカーテンを買い替えてみませんか?新調する際には、今回ご紹介したレースカーテンの様々な機能も参考にして、自分の家にぴったりな機能を備えたものを選びましょう。

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