last updated: 2024.07.02
目 次
雨の日が多い梅雨の時期は、洗濯物を部屋干しする機会も多いのではないでしょうか?
そこで気になるのが「生乾き臭」。
汗や水分を含んだまま時間が経過すると、
雑菌が繁殖して臭いの原因になってしまいます。
もしかすると日頃行っている洗濯方法が、臭いの原因になっているかもしれません。
今回は、生乾き臭を発生させないために自宅でできる対策をいくつかご紹介します。
梅雨の時期のお洗濯にぜひお役立てくださいね!
濡れたタオルや汗をたくさん含んだTシャツなどを、
そのまま洗濯カゴに入れていませんか?
洗濯前の衣類には目に見える汚れのほかにも、
目に見えない皮脂や汗などの汚れがたくさん染みついています。
濡れたまま洗濯カゴに入れてしまうと、そこで雑菌が繁殖してしまい、
臭いの原因に・・・。
放置せずすぐに洗濯するか、乾いた洗濯物と濡れた洗濯物を分けて
カゴに入れるようにしましょう。
洗濯カゴは通気性の良いものを選び、湿気の多い場所に置かないなどの配慮も必要です。
洗濯槽のお手入れは頻繁に行っていますか?
一見きれいに見える洗濯槽も、水を使うため雑菌やカビが繁殖しやすくなっています。
目には見えませんが、実は洗濯槽の裏側に「カビが繁殖していた!」ということもしばしば・・・
そのため、定期的にお手入れをしていない場合は、洗濯槽から衣類へと雑菌が移ってしまう可能性があり、注意が必要です。
洗濯槽は専用のクリーナーを使って月に一度行うことが推奨されていますが、
難しい場合は最低でも二か月に一度は行うように心がけましょう。
「節約になるから洗濯にはお風呂の水を使っています!」
という方もいるのではないでしょうか?
でもよく考えてみるとわかるように、
お風呂の残り湯には皮脂や垢がたくさん含まれています。
さらに、人肌くらいの温度は雑菌が繁殖しやすい温度といわれているため、
残り湯は雑菌の繁殖にベストな環境ともいえます。
そのため洗濯する際はできるかぎり残り湯を使わないようにしましょう。
「どうしても残り湯を使って節約したい!」という方は、「洗い」だけに使い、
「すすぎ」はきれいな水で行うといったように、使い分けすることがオススメです。
洗濯後に洗濯機の蓋を閉めていませんか?
「蓋を開けっ放しだと見栄えが悪いから・・・」という理由で、
蓋を閉める方も多いかと思いますが、
これは湿気を洗濯機に閉じ込めることになってしまいます。
洗濯後は洗濯機の蓋をしばらく開けたままにし、洗濯槽を乾燥させましょう。
前項目の内容を見直すだけでも生乾き臭の予防に効果的ですが、
それ以外に自宅でできる対策法をいくつかご紹介します。
いつもの洗剤に重曹や酸素系漂白剤をプラスして洗うと、生乾き臭を予防できます。
重曹は料理や掃除にも使える便利アイテムですが、洗濯にも使うことができるんです!
重曹を入れることで、消臭や皮脂汚れが落ちやすくなるなどの効果が期待できます。
重曹の量の目安は、水10Lに対して大さじ1杯分。
ぬるま湯に溶かしておき、あとはいつもの洗剤を入れて洗濯しましょう。
一方、酸素系漂白剤には除菌効果があり、色柄ものにも安心して使用できます!
液体の酸素系漂白剤の場合は、パッケージに書いてある分量をいつもの洗剤と
一緒に入れて洗うだけでOK。粉タイプは、つけ置き洗いに使用するのが一般的です。
漂白剤には「塩素系」と「酸素系」があり、塩素系はプールや布巾・おしぼりなどの除菌にも使われるくらい強力です。
「塩素系」は漂白力が強いため、
色柄ものに使用すると色落ちの原因になりますのでご注意を。
濡れたまま放置すると雑菌が繁殖しやすくなるということについては先述の通りですが、
5時間経過したころから、雑菌の繁殖率が大幅に高くなるといわれています。
そこで洗濯物を干すときは、干す間隔を広くして風通しを良くするなど、
なるべく早く乾かすための工夫をしましょう。
衣類用除湿器がある場合は使用するのがベストです。
なければサーキュレーターや扇風機を使って、洗濯物のなかに風が入るよう角度に気をつけながら作動させましょう。
洗濯物が乾いてきたら(完全に乾ききっていなくてもOK)、
アイロンをかけるのも効果的です。
アイロンで熱を与えることは殺菌にもなりますし、消臭・防虫効果も期待できます。
一つ注意したいのは、スチーム機能を使わないこと。
シワを伸ばせるので日頃からスチーム機能を使用する方も多いかと思いますが、
生乾き臭対策をしたい場合には衣類に湿気を含ませてしまうためNGです!
今回は生乾き対策についてまとめました。
知らず知らずのうちに行っていたいつもの習慣が、
「実は生乾き臭の原因になっていた!」という方もいたのではないでしょうか?
いつもの洗濯方法を見直したり、あることをちょっとプラスしたりするだけで生乾きや生乾き臭を予防できるので、梅雨の時期に部屋干しする際の参考にしてくださいね。
もちろん梅雨の時期でも晴れていたら外干しして、洗濯物を日光消毒しましょう!
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