last updated: 2022.12.23
春の陽気を感じる、この季節。
ついこの間までは寒い寒いと言っていたのに、いつの間にか春ですね。
三寒四温で段々と冬物のアウターを着る機会も少なくなってきたのではないでしょうか?
そろそろ冬物アウターを洗濯して保管しないといけませんね。
冬物アウターは丸一年弱くらい着ないでタンスやロッカーの中に入れておくので
保管する方法や保管前の手入れは特に気を付けなければなりません。
本記事では、冬物アウターの保管や管理の方法についてご紹介していきます。
1.手入れにリミットは5月までに!
冬物アウターの手入れや保管はどれだけ面倒くさくても、5月
特にGWに差し掛かる前には済ませておくようにしましょう。
衣類を保管している時、特に服をダメにしてくるのがシミや害虫の存在 です。
虫は年中衣類を食べているのではありません。彼らにも生命のサイクルがあるのですが
以下の表のように、特に虫が湧いたり、卵を産み付ける時期は
5月頃~夏にかけて となっています。
最初は、着用時に外で付着したり、洗濯後、外で干している間に卵を産み付けてきます。
5月以降に収納したとしても、害虫の卵と一緒に保管することになります。
おそらく、温かくなって活発になる虫たちは洗濯後
外で服を干している間に 卵を産み落としてくるでしょう。
部屋の中で干したり、乾燥機をかけたり、クリーニングする分にはある程度防除できますが
外干しの場合は特に要注意です。
そのため、自分で手入れをする場合は5月までにやっておくのがおすすめです。
2.洗濯する前に前処理を
もしも、自分の家で洗濯を行い、管理をしたいと思う場合は
まず、洗濯する前に前処理を行っておきましょう。
特に、ウールなどの動物繊維が使われたアウターは普通の服とは違い
強力な洗浄効果を持つ洗剤で洗うのには適しません。
そのため、自然繊維の服に優しい中性洗剤を使うのが一般的です。
ところが、この中性洗剤は優しい分、服の汚れを落とす力が弱く
目立つ汚れを落としてくれないこともあります。
そこで、前処理を行い、目立つ汚れを先に処理しておくのです。
方法は非常に簡単。
中性洗剤の原液を汚れてしまった部分に付け、キャップの底などで
軽くたたいて馴染ませましょう。
3.アイロンができるものは軽くアイロンをかける
キレイに洗濯をすることができたら、次に乾燥させ、軽くアイロンをかけていきましょう 。
その際はしっかりと洗濯表示を確認しておき、大体何度くらいでアイロンをかければよいのかを
確認しておく必要があります。
一般的によくアウターで使われるウールなどの動物繊維は高い温度でアイロンをかけてしまうと
縮んだりてかてかになったり、傷んだりするので注意しましょう。
アイロンのメモリで言うと弱で、温度で言うと80度~120度ほどでかけていきます。
アイロンをかけることによって、高温により残ったカビや虫を殺虫することができ
型崩れも防ぐことができます。
4.ハンガーに吊るして保管する時は
最後に、ハンガーなどに吊るして保管をするようにしましょう。
その際、ハンガーはアウターの肩幅にぴったりのものを選ぶようにします。
そうしなければ型崩れやしわの元になってしまうからです。
ただし、ニットなどは伸びやすいので、ハンガーに吊るす事はぜず
キレイに畳んで収納するのがおすすめです。
また、タンスの中の湿度にも十分注意しましょう。特に自然繊維の服はよくカビが発生するので
保管中は除湿剤などを置いておき、湿度の調整を行います。
5.まとめ
以上、冬物アウターを来年も気持ちよく着るための方法についてご紹介していきました。
自分で洗濯や手入れをするのも良いですが、あまりにも汚れや臭いがひどい場合は
クリーニング屋さんに頼むことも視野に入れておきましょう。
また、絶対に虫食いやカビなどを防ぎたいという方は
衣類用圧縮袋を使うことも検討するのが良いです。
空気を抜き、完全に密閉することによって虫やカビの侵入を確実に防いでくれることでしょう。
ぜひとも、大切なおしゃれアウターを愛用し続けるため、試してみてください。
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